まず、4/25に分蜂集合板下に営巣した「キアシナガバチ」は、移転先の生け垣の中で まだ頑張っています。
当初確認された巣房内の水泡は、最近見られなくなりました。 幼虫のための栄養カプセルかと思いましたが、違いますね。 当たらぬ予想としては、産卵直後は卵の表面が弱く、湿度を確保するための保湿器だったのかもしれません。
ところで、うちの敷地内で営巣する別の仲間を発見しました。 恐らく 『バラハキリバチ』だと思いますが、下の写真のΦ13の鉄製パイプの端に 植物の葉を切り取ったものを抱えて持ち込むハッチを目撃しました。
中を覗いても何も見えず、まだ産卵を始めたばかりのようです。
また、すぐ近くのパイプは、下のように端に泥藁製のフタが掛けられています。 … この施主は別種の蜂かもしれません。
一昨日 この場所でウチワサボテンの芽欠きをしていると、すぐ下の地面付近でツル性雑草の葉を切り取って、せっせと産卵穴に運び込む蜂さんを確認しました。 なかなか撮影が難しいので、ちょっとの時間だけパイプ端の穴に藁を詰めて撮った写真が以下です。
この時は、葉を持ち込もうとしたら穴が見当たらなくなり、葉の切片を落としてしまいました。 … ゴメンナサイ m(*_ _)m
葉の切取りは半円形に素早く行い、職人技です。 切り取られた状態が以下です。
観ていると近場で数回葉の切取り⇒産卵穴への搬入を繰り返すと、姿が見えなくなりました。 一つの産卵部屋には葉(野菜)が数枚入れられ、青虫などの虫の幼虫(タンパク質)が1匹入れられるのであれば、虫の幼虫を狩りに行ったのだと理解しました。 ⇒ 気長に戻ってくるのを待てば、青虫の搬入も目撃できたかもしれません。
葉の切り出しから搬入までの動画が以下です。