開花調整がうまくいかず分蜂時期に間に合わなかったキンリョウヘン
放置してたら実がなりました。
ネットで調べてみましたが種から増やすには無菌培養しないとダメみたいですね。
キンリョウヘンに花を咲かせるだけでも苦労してるのにそんな技術はありません。
とりあえず種がこぼれるくらいまで観察してみます。
活動場所 :千葉県
活動場所 :東京都
活動場所 :宮崎県
実生は難しいですね( ;∀;)
育っても、花が咲くまで4~5年かかるようですし、
葉が小ぶりで、成長が遅いように思います。
その実、ずっと成らせてて
秋に割れて粉が出ます
その粉が種です
私も一度、培養してみようとしましたが、カビたのと、乾燥させすぎたので失敗でした
昨年のものは、庭木の苔にふりかけました
うまくいけば何十年か後に咲くかもしれません
結実した種子は株の負担になるので付けておくと花芽の付きが悪くなりますがこれも経験と思ったらそのままにして置いてください。
キンリョウヘンは九州の太宰府天満宮には自然発芽した株がたくさんあるそうなので、親株が外において越冬出来る場所なら自然発芽します。現に四国や九州では庭木の根元などに生えている人もいるようです。
種子は熟するのに7ヶ月半から8ヶ月かかるのですが、サヤが割れてもちょっと見たところでは分からないので知らない間に風に吹かれてなくなってしまいます。
それなので11月下旬頃になったら時々指ではじいて見ると煙のように舞いだすのですぐにサヤを切り取り、白い紙の上で開くと粉のような種子が出てきます。1サヤには推定ですが2~3万粒はあります。
この種子を庭木などの幹や枝で苔の生えている所に埋め込んでおくとうまく行けば生えてきます。ただ生えるには周囲の湿度などが発芽にちょうどいい場所であることで、前記天満宮でも池の周辺しかないそうです。