3日に40kmのお引越しをしてきたトネリコ群も10日経ち、漸く、外勤さんを見かけるようになりました。
https://38qa.net/blog/424791 (養蜂終いの蜂友群の救済)
移動した直後のパニックフライトから、逃去が心配されていました。巣門を2mm高くして、落ち着くのを待ってましたが、中々、外に真っすぐ飛んで行く蜂娘が見えず、すぐ近くを恐る恐る飛んで居る感じで、心配しました。
引っ越して3日目。少しは、飛び始めて来たなと思った矢先。ふと、カフェの反対側に位置する枝垂桜群を見ると、1匹の怪しいミツバチがプ~ンプ~ンと飛んで居ます。巣門に近づくかと思ったら、また離れて、ふわふわ飛んで、また近づいて。。。まさか、盗蜂?それともハエかアブ??と見ていると、手前に設置しておいた粘着シートに停まろうとしてくっ付いちゃいました。確かめに行ってみると、ナント!日本蜜蜂でした。。。(+o+)
わざわざこの場所のシートまで来て、停まる蜂娘は、まったく居ないので、何に寄せられたのかは解りませんが、枝垂桜群では無い事は確かです。となると、トネリコ群の外勤さんが、蜜の匂いに誘われて、手っ取り早く、ハチミツゲットにきてしまったのか。。。(৹˃ᗝ˂৹)
トネリコ群も、全く慣れない土地に来て、蜜源探しをしなければ、食糧難になってしまいますもの。そこで、探し当てたのが、手っ取り早い、隣の蜂箱だったのかも。。。
申し訳ない気分です。こんな見知らぬ地へ。どこに食料が在るのか、全く解らなかったでしょうね。自分がメルボルンに赴任した直後の1か月位と重なります。どこで何が買えるのかが解らず、仕事帰りや休みの日には、そこら中、歩いたり運転したりしながら、自分のテリトリーのマップを頭の中に刷り込んで居ました。
その中で、家の反対側に、蜂蜜の匂いを見つけちゃったら、それは渡りに船ですわ。。。
それでも何とか一週間が過ぎ、11日には、やっと天蓋を開けての内検を実施しました。
元飼い主さんも、上段のスムシ被害を心配されていましたし、底板に小さい幼齢虫が落ちたりしてましたからね。
やはり、大きく育ったスムシ繭が、ピーナッツのように、そこらじゅうに貼り付いていました。昔の給餌?用の容器はスムシ繭で固定されて(*_*; ガピガピ。でも、もしかしたら、蜂の世話が難しくなった一年前くらいの元の巣板を荒らしたスムシのモノが、現存してるのかも知れません。取り敢えず、全て剥がしました。隙間から見ても、乾燥した巣板。無駄巣なら、1段カットしたいですが、2枚の巣板が60cm。それ以外は、作り始めた1段程度の巣板です。1段切ったら、育児層も切ってしまうかも知れません。様子見しかできませんかねえ。。
ドンドン巣板を齧り落としてますね。幸い、スムシは今回落ちてません。
真ん中の齧り粉は、カッチカチです!やはり、未だ蜂蜜が落ちて固まったキャラメルのようなモノになっています~ヾ(≧▽≦)ノ 中々、巣板のヒビ割れの修復は叶わないようです。というか、修理しないのかな(・・?
蜂娘メンバーは、結構居ますね。これだけ居て、セイタカアワダチソウの蜜源あぜ道に気づければ、もっとメンバーが増えるだろうと期待します~ファイトー( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐
これで安泰か~°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖° と思いきや、底板のキャラメル状の巣くずハニーを剥がそうと奮闘して居たら、背後からブブブブ・・・と聞き覚えのある重低音。
あっ、大スズメです、底板が無いから、巣の中に入り放題Σ(ಠิωಠิ|||) 剥がすの止めて、速攻で元に戻しましたが、大スズメの偵察隊に、ガッチリ見つかってしまった。
万が一の為に持参した電撃ラケットで、バシっとやったけど、近過ぎて威力が弱く、草むらで暴れてる。直ぐにラケットで抑えたけど、一目散に隙間から飛んで逃げられました~(;_:)
あぁ~、、、これを逃したのはデカい。。。大スズメの巣にまで、エサの信号が伝わってしまったでしょうね。蜂娘達は、傍を飛んだだけで、何処にも触れてないのに、大スズメのフェロモンは、感知してしまうのですね。大騒ぎの野生のパワー୧(˃◡˂)୨
未だ10月の半ば。大スズメの第一波だけで済むとは思っていませんので、覚悟です!
それにしても、蜂箱の天蓋を開けて、スムシの繭を削っていただけで、どこからか、偵察隊が駆けつける。人間には感知できないレベルの蜂蜜や蜜蝋の匂いを、どのくらいの距離で嗅ぎ取ってしまうのでしょうかねえ。まるで、マサイ族が視力5.0で獲物を見つけるのと同じか、それ以上ですなぁ。。。恐るべし!
皮肉にも、早速の新人デビューさせてしまいました~٩(๑>∀<๑)۶ 毎日警戒態勢で観察していますが、今の処、私は姿を見ていません。
しかし、今日は、枝垂桜群が変でした。明らかに、大スズメが来た後の臭い消しのように奔走していました。
兎に角、明日からも監視の体制を引き締めねば。。。