投稿日:4/10 22:03
前回までの日誌のおさらい。新たに導入したC群について書いている記事です。
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2025-03-28 C群到着。早速段ボールから標準巣箱にうつしながら、女王バチを見つけ一安心。マーキングと羽切をして優しくリリース。群れの中にいそいそと入っていきました。
2025-03-29 ダニの様子も知りたかったし♂切でもするかと思って覗いてみると、巣箱床に女王バチが死んでいて・・・ショック。 不良女王扱いで殺されたのかなと推測しました。
2025-03-30 女王バチの死亡の次の日、よくよく確認すると王台を発見。楽しみに待つ。幼虫が入っているかどうか蜂まみれで確認はできなかったけど雰囲気は良い
2025-04-02 蓋がかかっていた!
2025-04-09 本日孵化した様子。女王バチの姿も現認!!7日後の交尾飛行の成功を願う。
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2025-04-10 庭を日に3回くらい散歩する。今日昼過ぎの散歩で蜂がぶんぶんうるさい。なんと巣箱から30m離れた庭木に西洋蜜蜂の蜂球が! 日本ミツバチの蜂球捕獲のセットを持っているのでメッシュケースに捕獲した。
どこから来た? B群を内検すると羽切マーキングした女王がいて安心。
C群を内検すると女王蜂がいない。(2回見た) そしてよく見るとフタのかかった変成王台が4つも・・・・よくよく見て1つしかないと思っていたのに??幼虫の時には存在感のない王台が蛹になって急に存在感が出たのか4つもあっさり発見。4つの王台をもぎ取ると、なんと手のひらの上で女王バチが次々に繭から出てきて3匹がウロウロ。とりあえずプラケースに女王を入れて、、、、
C群のうえに空の継箱を載せて捕獲したメッシュケースの蜂球のふたを開けて継箱に放り込みすぐふたをする。この蜂球のなかに昨日産まれた女王が入っていますように・・・・しかし生まれて次の日に旅立たねばならぬとは厳しい世界です。
さて隔離した女王は 1匹目はだめもとでA群に放り込む。2匹目は去年種蜂2枚群を通販で買ったときに使われていたプラダンケース【Dと呼称する】)のなかに入れ、B群から巣を2枚外して入れた。3匹目はプラケースに働き蜂10匹と蜂蜜をしみこませたティッシュとともにいれ、D箱に一緒に入れた。
こんなに未交尾の女王をたくさん見たので、交尾女王が1.3倍くらいでっかいのだなとリアルに理解できた。
はちゃめちゃですが、いろんな経験ができてとても楽しかった。
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
もりゆこさん、おはようございます!
「4つの王台をもぎ取ると、なんと手のひらの上で女王バチが次々に繭から出てきて3匹がウロウロ」
このことから、群は分蜂意欲があり先に生まれた女王蜂が居て各王台は働き蜂が警護してその出房を制止していたのではないかと思いました。
そのため切除して手のひらに置いた途端制限がなくなり処女王が出てきたのではないかと考えます。
成熟した王台からでも処女王が蓋を噛み破る(パカッと蓋が開く)までには中で羽化して時間を要するからです。4つ目がその途上だったのではないかと。
警護されてなければ直ぐに出房することになりますが、先に存在する女王蜂が王台を破壊して刺殺することになったでしょう。
小さな群とは言え蜂密度が濃いと分蜂熱を起こします。2枚群からも分蜂あったことがありましたから。
4/11 05:59
もりゆこ
広島県
西洋蜜蜂を庭園養蜂しています。