春先からのアブラナ科の花に飽きてしまったのか、このところホルトソウに連日朝から夕方まで、盛んに訪花しています。 訪花と言っても花弁が無いのともう実(種)が膨らんできているので、花らしくなく、何で?と思ったら、実の根元に花粉を付けたおしべがありました。
この植物は、元々園芸店で『モグラ・ストップ』の名称で売られていたものを試しに苗1株を購入し、採種して増やそうと思いましたが、ポットに播いても発芽しにくく、畑の隅に直播したものが複数成長しました。 昨年末、種ができないし冬枯れもしないので不思議でしたが、今春になって種を付けた部分ができ、種の両脇から2本の花茎が出てきてその先に同じように種+花粉を付け、これが連続して伸びています。 … 調べたらホルトソウは基本2年生とのこと。
お恥ずかしいのですが、うちのホルトソウは今こんな感じです。 ほったらかしでボウボウ状態ですが、ミツバチ達には好評のようです。 本来は赤い幹がまっすぐに伸びて細長い葉が規則正しく並んでシュッとした姿が凛々しいのですが、オリジナルの面影は見られません。
ちなみにモグラ忌避効果については、その周囲ではあるようですが、畑中に生やさないとダメかな? 調べたところでは、毒性を持っているとのことなので、効果があるということですね。 花茎をちぎると白濁液(ラテックス)が滴ります。