結露していたように見えた三段重箱の巣箱、真ん中の巣落ち防止棒がカビていたので、もともとの新しい重箱を戻しました。夜間の完全防備での取り替えは初めての経験で、うまくできるかとても緊張しました。最上段に固まっているのはわかっていましたので、まず最上段と中段の間に薄いアクリル板を差し込んで分離。取り替える中段に少しハチがいましたので、できるだけ最下段に落とし、新しい箱を載せる。さらにその上に最上段を載せて、アクリル板を抜いて無事完了。取り外した中段にまだ残っていたハチたちは、巣門そばに誘導されると、巣門から中に入って行きました。ウェーブするような羽音、シマリングって言うんですかね、ずっと続いていました。残念ながら1匹だけ犠牲が出、窓の明かりに引き寄せられて2、3匹飛んだかも。
後刻、落ち着いた頃、巣箱の中がどうなっているか気になって撮影。
初めて観察する真っ白な巣脾。最低2枚はあるようです。
後日の逃去を心配しましたが、大丈夫でした。
実は私の巣箱は自作でなく、道の駅で購入したものです。多忙で作る暇がないと思ったからです。経験者が作ったものでしょうが、結構適当で、しかも乾燥不足でした。しかも今思うと値段が高すぎでした。もちろんすのこもありません。
でも底の一部が金網になっています。だからゴミがたまりにくく、風通しも悪くなく、巣箱の中の写真が撮れるというメリットがあります。
今回戻した重箱は、使用していなかった間雨ざらし野ざらしにしていましたが、交換の翌日朝起きて巣箱を見てびっくり。一部分に隙間があり、そこから時折ミツバチが出入りしていたのです。こんなに隙間が開いていたっけと思うほどでした。もしかしたら縮んだかも。もとは板で重箱同士をネジ留めしてありました。仕方ない、これも勉強のうちですね。
この隙間、ふさぐべきかそのままにしておくべきか迷ってます。
さて、我が家にはレモンの木があります。そんなに多くはありませんがミツバチがやってきています。また、柿の花も咲き始め、そこにもミツバチが。
我が家のミツバチがどうかは分かりません。巣箱からの飛び出し方を観察していると、自宅のものには目もくれず、もっと遠くに行っているように見えます。どこまで採蜜に行ってるんでしょう。調査できたら楽しいでしょうね。
14日目、つまり2週間経った巣箱の中。