投稿日:2019/5/13 00:52, 閲覧 306
昨日5月11日(土曜)のこと、午前11時ごろに盛んに探索蜂がやって来ていました。それまでほとんど来なかった巣箱です。家の壁際が良いとどこかで見たので、エアコンの横ですが、移動させていました。今年初挑戦の養蜂。すでに強制捕獲で1群飼育しているので、だいぶ満足していましたし、分封シーズンも終わりに近づき今年の入居の確率はそんなに大きくないだろうと踏んでいましたので、今まで入らなかった場所から、試しに家の壁際に(エアコンの横でしたが)移動させてみたという感じです。
でも、でも、今回の探索蜂の様子を見ていて、以前とは何か違うと直感的に感じました。数匹ではなく、十匹ほどいるでしょうか。巣門の前でずっと羽を震わせて扇風行動をしているのもいます。もしかしたらミツバチが飛んでくることもあるかもしれないからびっくりしないように、と家族に告げて外出しました。
帰宅した午後3時半ごろ、巣箱を見に行くと、何やらハチの数が増え、隣家の方から直線的にそれこそ高速で行ったり来たりしています。もしかして、もしかして、これは本当に・・・。よく見るために隣家の広い庭の方を見に行くと、なんとなんとそこにはたくさんのミツバチが、それこそ雲のように飛んでいるではありませんか。これが蜂雲というものか。それはなんと我が家の方に明らかに移動してきました。そしてあっという間に我が家の上空でミツバチが飛び交いはじめました。最初に強制捕獲した蜂群とは比較にならないほど、ものすごい数のミツバチです。知識としては知っていても、正直若干恐怖を感じました。でも、初めて間近で観察する蜂雲。テンションがかなり上がります。ついに、ついに、うちにも「自然入居」が!
近所の蜂友びーちゃんに連絡すると、すぐ駆けつけてくれました。
そして、あれほど上空に飛び交っていたミツバチたちは、まもなく巣箱の周りに集まり出し、いえ、正確にはまだ辛うじて咲いていたキンリョウヘンに集まり始めました。
一部が巣箱にも活発に出入りしていますが、なぜかキンリョウヘンとその隣にあるゴミ箱の間に集まってきます。あとでQ&Aを調べたら、キンリョウヘンは別所に隠さなければならなかったということを学びました。
探索蜂が来ている時から気づいていたのですが、すでにうちで飼育しているミツバチより体が大きく、黒いのです。しかも数がとても多い。かなりの強勢群です。
また、探索蜂が来ている時点から、実は、今日は近所の蜂友びーちゃん宅でまた分封があるな、と予想していました。近所ゆえに巣箱を観察しているとなんとなく先方の分封の気配がわかるのです。そして本当にその予想は当たっていました。実際に分封が起きていたんですよね。それがついにうちにやって来てくれたんだ、と思ったら、なんとまだご自宅に蜂球があるとのこと。ではこのミツバチたちは一体どこから?
今年びーちゃんちでは自然に戻った群れが複数います。そのひとつだと思われますが、近所の公園で集合していたとのこと。あとで見に行かれると、その群れがいなくなっているとのこと。どうやらその群れがまわりまわって我が家の巣箱を見つけてくれ、ついに流浪の生活をやめて落ち着くことに決めたよう。そうだとしても、一応これは「自然入居」だからねと思いました。「強制捕獲」もいいのでしょうが、「自然入居」って言うと、ミツバチ自身に選んでもらえたようで、なにかうれしくなってしまうのです。
巣箱にも出入りしているので、そのうち入居してくれるだろう。やった!念願の自然入居! そして、夜のうちに数メートル離れた別の場所に移動させようと思っていました。
ところがところが、ハチの塊は夜になってもそのままでした。早くも目論見が外れます。どうしたらいいんだ。
-その2-に続く
obakasimiro
熊本県
1年目は2群捕獲も消滅。2年目の再挑戦も捕獲できず。3年目、いただいた群れを飼育中
オッサンハッチー
和歌山県
日本ミツバチの飼育を初めて、4年目の素人です。わからない事ばかりで、このサイトにたどり着き心強いです。和歌山の北部の紀美野町と言う田舎でトライしています。高野山...
おめでとうございます(^_^)/ しかし巣箱に入らないですかm(__)m J&Hさんの言う重箱を上から少し被せるか? 私ならば刷毛でそっと誘導するかな(笑) 上手く行けば良いですね(^_^)/ その②待ってます(^-^)
2019/5/13 09:10
obakasimiro
熊本県
1年目は2群捕獲も消滅。2年目の再挑戦も捕獲できず。3年目、いただいた群れを飼育中
ハッチ@宮崎さん、J&Hさん、オッサンハッチーさん、
コメントありがとうございます。皆さんのコメントから多くを学ぶことができます。本当に感謝です。
2019/5/13 17:08
自然入居 完了!? おめでとうございます(^^)/
つづきが楽しみです(*^^*)
2019/5/13 03:06
J&Hさん、蜂球の上に巣箱を持っていくやり方がよさそうです。
この場合、気になるのは
巣箱内に移ったとしてもただ集団場所を替えたに過ぎない認識の場合、それまでと同じく探索蜂の探索行動が継続されると衆議一致をみてその決まった新巣候補地に向かってしまう懸念があることです。
この行動が観られたらこれらの探索情報が入電しない様に取り込み完了した巣箱を別場所に移して、移した先場所をまだ認識出来てない探索蜂が戻れない様にすれば定着率が上がると考えます。
今、この行動に関してサイト内ユーザーの蜂友さんも一緒に検証中ですが、今季分蜂シーズンオフ気味なので来季に持ち越しそうです(^_^;)
2019/5/13 07:58
まだ完了はしていません、今のところ五分五分の確率でしょうか。
ルアーがぶら下がっていればキンリョウヘンだけ部屋の中へ移動して隠せばなんとかうまくいきそうですが。
それにしてもハッチ宮崎さんは続き物がお好きですね。
その(2)
長引くようでしたら強制捕獲か待箱の底板をはずして、蜂球の上すれすれに被せるように固定して、待箱に移動するのを待つか、ハケか何かで移動の手助けをやんわりとさせたらと、思いますが、他にいい方法があるかも知れません。
2019/5/13 06:59
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
J&H
和歌山県