投稿日:2019/5/13 16:26, 閲覧 282
翌早朝、ハチたちを確認しに行くとこんな状況。
床のコンクリートにつこうかという長さに達していました。しかも白い蜜蝋が粉のように落ちているのが見えます。
いつ巣箱に移動してくれるんだろう。こんなに固まっていると、キンリョウヘンを移動させられない。何とか巣門に近づけたいけど。
何せ私は初心者、Q&Aを検索すると、そのまま強制的に取り込むとか回答してありますが、低い位置のこの状況どうするのか。この固まっている状況でも本当に刺さないのかどうかよく分かりません。
午前中は私もびーちゃんも師匠もそれぞれ都合があり対処できないので、お昼ごろから行動することになりました。それまでのうちになんとか巣箱に移動して欲しいけど。
そして用事を済ませお昼過ぎに帰宅。早速塊を見に行くと、半分ほどの長さに減っていました。巣箱に移動してくれたの?とは素人考え。そして時を逃さずキンリョウヘンを巣門につくほどに移動させることに成功。そしてキンリョウヘンからミツバチをうまく分離させました。ハチはいくらか舞いますが、そうではないハチたちは巣箱の中に入っているように見えました。
キンリョウヘンを取り去った巣箱からはミツバチが出入りしています。あんなに数がいたのに、入ったんだと思いましたよ。でも、でも、何か気になる。巣箱の中に本当にハチさん全員吸い込まれてしまったの?
キンリョウヘンを置いていたところには、たくさんの蜜蝋が落ちていました。
キンリョウヘンにかぶせた網や鉢には、たった一晩で巣を作りかけていたという証拠が。おい、正式入居を待ちきれなかったのか。巣を作る気満々やん。
びーちゃんと師匠には事の次第を連絡。それでも師匠はあとで見に来ると言われます。
やがて師匠が見にいらっしゃいました。ほう、完全装備。本当に入ったのか巣箱の中を見てみようという提案がなされ、私はせっかく入ったのに見ても大丈夫なものか心配しながらも同意。どうやってやるんだろう。あれ?あっけなく箱をずらして見るだけなのね。そんなことやってもいいのね。ほんと初心者は分からないのです。
巣門枠と重箱の間を開けてもそこには何もいません。ついに最上段の重箱をひっくり返してみます。すると.....
たったこれだけ? 強勢群だったでしょ?
ということは、巣箱に入らないで逃げられたということ。ごく一部の方々だけが気に入ったのか、まだ残っていてくれてたんだ。ありがとう。
女王っぽい個体も見えません。もしかしたらすのこの奥にでもいる? でもたったこれっぽっち。きっといないね。
失意。重い空気。昨日のあの大騒ぎは何だったのでしょう。師匠は私を慰めながら、帰宅準備を始められます。
私はあきらめきれません。どこか近くに集まっているかもしれないと思い、自宅庭の茂った葉で見えにくい柿の木の幹をのぞきこんでみると、なんとなんと蜂球が目に飛び込んできたのです。いたぁぁぁぁぁぁぁ!
デカい、しかも長い。
師匠が急いで駐車場から戻ってきます。強制捕獲が決まるのに時間はかかりませんでした。
師匠が指示を出します。私はその通りに動きます。蜂球の位置は背丈以上ありましたので、まず適当な高さの脚立を引っ張り出してきます。しかし、どうにも捕獲する道具がありません。網はなし。仕方なくその場にあったごみ入れプラバケツ(小)に落とし込むことに決定。蜂球を掻き落とす物も欲しい。師匠の指示で段ボールを探して渡すと、師匠はそれで簡易のヘラを作ります。師匠が生き生きとしてます。人のハチの強制捕獲なのに本当にうれしそうです。二ホンミツバチを愛しているんだと実感。
一度で取り切れず、ハチがなかなか巣箱に集合しません。元の場所に集まるものも多数。二度目にトライしても、ミツバチたちの混乱は落ち着きません。女王バチは果たして巣箱の中にいるのか。女王バチを取り切れたのか。師匠の提案で重箱の下をわずかに上げると、やがてハチたちは少しずつ重箱に集まってきて、最終的にすべてのハチが吸い込まれていきました。
その後師匠は巣箱の調整も行ってくださいました。コンパネの底板だとすぐに腐れるので、師匠はご自宅までわざわざ戻って、外壁材の切れ端を持ってきてくださいました。そして、私が新たに開けた巣門(それまで1方向だったのを3方向にしてます)がちょっと大きかったみたいで、丸穴のたくさん開いたプラの材料を取り付け、ミツバチしか出入りできないようにもしてくださいました。
今回「自然入居」はならず「強制捕獲」となってしまいましたが、「自然入居」の醍醐味もおおかた味わうことができました。真の自然入居は来年以降の楽しみとしたいと思います。
さて、無事居ついてくれるか、それとも逃去されるか、もうしばらく様子見です。それ次第では、続きの-その3-もあり得ます(笑)。
kuni
三重県
重箱式・フローハイブ・巣枠式楽しみながらやっています。 課題は夏分蜂をいかにして乗り切り秋まで維持できるか。重箱では、4段の少数 段で採蜜をローテションを目指し...
obakasimiroさん
捕獲おめでとうございます。意気消沈から生き返られたような
喜びが伝わってきます。大事に育ててください。
2019/5/13 16:53
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました 年間ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなの...
捕獲おめでとうございます
と言うか、よく待たれましたね
私はせっかちなので!ドバッとビニールで捕獲してました
ここ数回は、麦わら帽子を上において、ゆっくり手でひとすくい上げてやると、ぞろぞろ入りますので、そうしてます
2019/5/13 17:06
kuniさん
ありがとうございます。わずかな期間で、喜び→落胆→喜び、と変わりました。最終的に、落胆、に変わらないといいと思ってます。まだ油断禁物。
2019/5/13 17:56
ひろぼーさん
ありがとうございます。まだ初心者なものでどの程度やっていいのかやれるのかの加減がわかりません。今回は静観するしかなかったと。次回はもっと上手く堂々とやれるよう精進していきたいと思います。よろしくお願いします。
2019/5/13 18:03
obakasimiro
熊本県
1年目は2群捕獲も消滅。2年目の再挑戦も捕獲できず。3年目、いただいた群れを飼育中
obakasimiro
熊本県
1年目は2群捕獲も消滅。2年目の再挑戦も捕獲できず。3年目、いただいた群れを飼育中
obakasimiro
熊本県
1年目は2群捕獲も消滅。2年目の再挑戦も捕獲できず。3年目、いただいた群れを飼育中