悩ましい夏の巣別れ、どうしたものか

丹沢自然保護協会の教材として　国民宿舎・丹沢ﾎｰﾑに持ち込んだ群れが　夏の巣別れしそうで、　放っておいて良いものか？　日本ﾐﾂﾊﾞﾁの聖地・奥会津の猪俣プロに　電話で教えを請う。

Q：今頃夏に成って巣別れする場合は　元の群れが弱くなるから　王台見つけて取って　させない方が良い、　という説ありますが　どうなんでしょうか？

A：王台取るのは　巣枠式ならたやすいが　重箱式だとどうしても取り残すことあり、　妨げる積りでも　巣別れは避けられない、　なので　好きにさせている。

ついでに　巣別れの扱いについて、

Q：巣別れ群れは　すぐ捕まえる人居ますが、　その方が良いのでしょうか？

A：それは　行きたい所に行かせて　遠くの群れと交配させる方が良い、　折角遠くへ行って交配しようというのを　近くにとどめると　近親交配重なって群れの生きる力弱まって　滅びることになる。

心配の種・丹沢ﾎｰﾑ群れは、　七月八日　まだまだ少ないのに　底板には雄蓋あまたあり、　二週間ほどの内に　巣別れありそう。