西洋蜜蜂のアカリンダニ寄生が 低いことについて
アカリンダニは発生当時ワイト島病 言われ1904年から1919年に イギリス全土で 猛威を振るったようです!
それから約100年の間に 抵抗性のある 種を探し それが バックファスト 、ユーゴスラビアとロシアのみつばちから 抵抗性 あることが分かったようです。
またアカリンダニが世界に 広がり 学者の研究対象となり またダニ剤が 開発された ようです。この二つのことが 寄生率の低下の 大きな原因だと思います。
また秋に徘徊蜂など 目立ってきますが その数ヶ月前から ダニに感染していると思います。
春先、蜂の数もどんどん増え 短命なので ダニは増えないのでしょう。
しかし残っていた 寄生バチや 新たに 感染した群などが だんだん出てきて 症状が秋冬に顕著化するものだと思われます。
第一気門から 入ったアカリンダニは気管内で 卵を産み 雄雌のダニが生まれてきます 。
2対1でメスが多いと 聞いています。 その交尾済みのメスダニがまた気管から出てきて 他の蜂に乗り移り 新天地を求めて 行くのでしょう。
乗り移る ためには 濃厚な接触が 必要なようです。 そのようなチャンスは 巣箱の中 特に寒い時期は寄り添ってますね 。外部給餌などあれば チャンスとなってるのかも分かりません!
また働き蜂や オス蜂が 他群の巣箱で 過ごしていること もあるようです。
アカリンダニそしてヘギイタダニ 宿主を変えてしまったことが 大きな 被害とな被害となっている様に思います。
これも 人為的な な移動ですよね。
アカリンダニが どのようなウイルスを 持っているかについてですが 私は分かりません が、ただ 今年の 玉川大学で行われた 第41回 特別講演1 「 テーマ福岡県におけるミツバチ衛生管理強化のための対策ーミツバチヘギイタダニの 最近のトピックスー」 について 講演がありました 。
その中の病原体遺伝子保有状況 でセイヨウミツバチとニホンミツバチの比較がありました。
7種類のウイルスとミツバチヘギイタダニ の調査ですが ニホンミツバチはカシミヤウィルス、 トウヨウミツバチノゼマ、 急性麻痺病ウイルスは 保有 していません 。 西洋は全て保有 です 。 上記以外のウイルスは 黒色 女王 蜂児ウイルス、 翅形態不全ウイルス 、イスラエル急性麻痺病ウイルス、 ミツバチヘギイタダニ 、サックブルードウィルス
これは ウイルスは2016年6月から翌年8月 ダニは 2011年7月から翌年6月 までの 15市町村の養蜂家 に対する 調査です。
ウイルスは持っていても発症していない状態 があるようです。
アカリンダニの上に ウイルス 感染発症などするともうお手上げです。
私にはなすすべがありません。
以上長々と書きましたが 学習したことの 個人的な考えです。