クロスワードパズルのヒントのご提供と質問２の（働きバチ産卵に付いて）

侠客島のボーダーさん

季節外れの雄蜂は、なぜ生産されるのか？

「カッコウ」は、自分の仔を非血縁者や別の種に育てさせることで有名ですが、社会寄生は社会性昆虫でも行われています。実はミツバチでも巣内の個体間の血縁関係をDNA鑑定法で調査した結果、働きバチの社会寄生が行われていることが判明しました。コミツバチやクロコミツバチの場合、女王蜂が居なくなると3日以内の幼虫の巣房を急いで変異王台に造り替え、代わりの新女王蜂となる幼虫を育成します。同時に一部の働きバチが産卵をするようになります。また、仲間意識も低下するためか他の巣から来た働きバチを容易に受け入れるようです。巣の存続をかけて新女王蜂を育成するなか、特に役立つとは思えない雄バチを産むのは、一見裏切り行為のように見えますがDNA鑑定の結果、産卵した約5％の個体が他の巣から来た非血縁個体でした。働きバチが生んだ卵から羽化した雄蜂を調べたところ約30％が非血縁個体の働き蜂の仔たちでした。このように雄バチしか産めない働きバチが社会寄生を行う事は生物進化学から見ると大変興味深い性質です。繁殖時期以外に産まれた女王蜂が交尾のために雄蜂と出会う必要が有りますが、この時に巣内に非血縁者の雄蜂が居ることは有利に働きます。あえて他の巣から非血縁個体の働きバチを受け入れて産卵させるコミツバチやクロコミツバチの性質は社会寄生が進化したものと言えるのかもしれません。

侠客島のボーダーさん

ヒントはあまり思いつきませんが、5文字：蜜蜂の天敵です。などは如何でしょうか、簡単すぎてクイズになりませんでしょう。

オス蜂の件、ネット検索で調べました。

蜜蜂の性決定は、半倍数性でオス蜂は遺伝子が半分しか持たないそうです。よって母親だけの遺伝子で生まれるのはオス蜂になるようです。

一方メス蜂（女王蜂、働き蜂）は倍数の遺伝子を持って生まれるようです。これは母親と交尾したオス蜂の遺伝子を両方持っていることになると思います。

女王蜂も働き蜂も産卵能力は持っていて、ふだんは女王のフェロモンにより働き蜂の産卵は抑え込まれて？いると解釈しました。女王が居なくなると働き蜂が産卵を開始する、しかし交尾して無いのでオス蜂の精子は無く、母親だけの遺伝子しか持てないので、オス蜂しか生まれない。

＞交尾もしていない働きバチ（メス）が産卵して、生き物が誕生（雄バチ）するのは何故なのか？

この問いに対しては、そのように進化（分化？）した生物だからです。と答えるしか回答が見いだせないです。子孫を残す仕組みが違うのでしょうね。

おはようございます、侠客岛のボーダーさん！

無精卵から女王蜂(雌)が誕生する南アフリカのケープミツバチも例外としてあり、また、二倍体の雄(受精卵からのもの)もあるやに聞いています。

二倍体♂を観て見たい気がしますが早くに排除されるらしいです。完全全面的有蓋蜂児巣脾にならない理由はこれか！  とも考えていましたが、

蜂児の適温を保つ為にわざと空巣房を設けるのだと科学的根拠と実際に温度変化を画像付きで記された書物もあり

その不思議な生態に益々のめり込んでいます(^^)/

クロスワード

この本に沢山掲載されていますよ(^^)/