アカリンダニに感染しているわけではないのですが、予防策としてメントールクリスタルを巣箱に設置した方が良いのでしょうか?
それとも、感染してから使用した方が良いのですか?
1年中設置しても大丈夫なの?量は?その辺の詳しい事を教えてください。
まだ、一度もメントールクリスタルを使用したことはありません。
活動場所 :徳島県
活動場所 :静岡県
アメリカのアカリンダニ対策
ニホンミツバチを世話してらっしゃる日本の養蜂家さん達、なにやら、アカリンダニで困っている様子なので、お役に立てたらと、アメリカのアカリンダニの現状やら対策をここで紹介。
アメリカでは約30年くらい前に、このアカリンダ二が発見され、随分と被害が出た時期もあったようなのですが、養蜂家達はもっと厄介なヘギイタダニに気を取られ、アカリンダニへの処置しなかったので、いつの間にか、ミツバチ達はアカリンダニに対しては抵抗力を付け、今では 「そう言えば、そんな害虫もいたな。」 になっています。
被害が出ていた頃は、粉砂糖とショートニングを2対1の割合でミックスしたのを、巣の中に入れていたようです。巣箱の底板に置くより、巣枠の上に置いた方が食べが良い。(人工花粉と同じ)重箱式はスノコにすると良い。
ご存知のように、アカリンダニはミツバチの気管に入り込む害虫で、生まれたばかりのミツバチの匂いを嗅ぎ取っては、移動して行くのですが、ミツバチが砂糖につられてそのミックスを食べると、ショートニングが匂いを消し、ダニが次に移る生まれたばかりのミツバチを見つけられず、死んでしまうわけです。
これを産卵の時期、春か秋、または両時期に行うといいのだそうです。
薬剤のメントールは、やっぱりミツバチを弱めてしまうので、ヨーロッパでもオーストラリアでも、この方法がよく使われていたようです。効果的な対策と言われています。
二ホンミツバチもそのうち抵抗力を付けるのでしょうが、それまで、頑張ってください。
活動場所 :長野県
活動場所 :愛媛県
サラダ油1に粉砂糖3の配合もあるようですね。
粉砂糖はヘギイタダニ用だと思っていましたがアカリンダニにも有効なんですね。
少し高いですが、私は製菓用の砂糖を使っています。西洋蜜蜂はシュガーパウダー法でヘギイタダニを落としていますし、ショートニングパテを作る時もすぐ溶け込みます。
http://ameblo.jp/yayashoney/entry-12123621663.html
このブログですね。
ウインターグリーンのエッセンシャルオイルは使わないのですか?
ブログの事は知りませんでしたし、エッセンシャルオイルも使っていません。ショートニング+製菓用グラニュー糖1対2です。
実は、蜂友(福岡県在住)の1群がアカリンダニ症に成り1月13日から治療した時も、巣箱内加温・メントールクリスタル・ショウトニンクパテで完治できました。
こんばんはダブロンです。極秘資料を公開するとは機密保持が鳴っていない!!! というのは冗談ですが、もう九州までアカリンダニの感染が広がっているのですか! もうパンデミック、早く日本ミツバチが抵抗力をつけてくれないと壊滅しますね・・・
貴重なデータですね!
重箱式で簀を用いた形なら天板を工夫すれば人工花粉を給餌する要領で出来そうですね。
基礎的なことですみません。
ショートニングってどんなものですか?
マーガリンの塩分や水分香料等を取り除いた物です。
kuni 様 活動場所:三重県鈴鹿市・亀山市
メントールクリスタルの使用は避け、いろいろな配合があるようですがそれらを使用する。で、良いのかな?
初心者には、まだ疑問が解決できません。
>これらを産卵の時期、春か秋、または両時期に行うといい。
この「産卵の時期」とは真冬以外の働き蜂が活動している時期と言う事で良いのですか?
こんなのがあったんですね。全く知りませんでした。勉強します。
ありがとうございました.
もう一つお教え下さい。巣箱内を29~31度にコントロールとありますが
その理由とどのようにされるのでしょうか?
kuni 様 今晩は。活動場所:三重県鈴鹿市・亀山市
理由は、アカリンダニは冬季に繁殖が多く、夏期は繁殖が少ないので繁殖を少しでも抑える為です。
爬虫類用の保温ヒータを巣箱の外側4面に取り付け、発泡スチロールで保温して温度コントロールをします。爬虫類用の保温ヒータは温度コントロール付きを使用して下さい。
windy172002 様今晩は。 活動場所:山梨県北杜市
この資料は私が6年前(少し古い)に作ったものです。
上図の春の増強期と秋の増強期にショートニングパテを投与すると言う事に成ります。暖地・中間地・寒地で異なると思いますので、自分の住んでいる場所に合わせて管理して下さい。
蜂研dijiii様
2月にアカリンダニにかかった群れがあり、急激に蜂数が減りオロオロしていたところです。蟻酸パテを使っていますが、小康状態で特にショートパテにひかれました。また、管理マニュアルすごいですね。惜しまずに公開されているところもすごいです。勉強させていただきます。
windy172002さんこんにちは。
二月の月報では届け出があった県は、石川県静岡県鳥取県ですが、注意が必要ですね。
目に見える症状が出る前に予防としての使い方は効果的だと思います。
アカリンダニはミツバチの気管に寄生するダニで、他の蜂にも移動して寄生し数を増やすとの事です。ミツバチに寄生するダニが媒体となってウィルス等の原因の病気に感染する事もあるようです。
メントール投与はアカリンダニを殺すのではなく、寄生された蜂の体内から出てこれなくし、蜂と共に一生を終えさせる事で寄生された蜂を減らすのが目的ですから、2ヶ月ぐらい投与すれば新しい蜂に更新されて寄生された蜂がいなくなるようです。
いろいろな意見が出てきたので初心者にはどうしたら良いか迷っています。
実害がなければ何もしなくてもいいかも知れませんね。サンプルをとって解剖等で観察していれば対応は速いですが、蜂の異常行動力や大量死の前に実態を把握してからのアクションでも間に合うとも考えられますね。
感染してからの対応で大丈夫なのであれば、できるだけ毎日蜂達の行動等を観察して、感染を少しでも早く発見し対処したいと思います。
殺ダニ剤のコロマイトって使用可能でしょうか?りんごの防除で使用している農薬カウント0のものになりますが…ミツバチにとってはどうなんでしょう。
コロマイトは植物につくダニ用ですよね。
(15)ミツバチに対して軽度の影響があるので、以下のことに注意すること。
1)ミツバチの巣箱に直接かからないようにすること。
2)関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、
周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、
関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に
努めること。
青森りんごのハチ 様 活動場所:青森りんご園
殺ダニ剤のコロマイト 知りませんでした。
私が調べたものですが、参考になるかもしれないので・・・
“蜂研 友の会”のホームページ 農薬対策を見て下さい。
http://www.btvm.ne.jp/~hachiken-tomonokai/
農薬成分カウント0だったら定期的に吹きかけてもいいかなぁって思ったんですが…多少影響が出るのですかぁ。
http://www.greenjapan.co.jp/koromaito_n.htm
コロマイトのマルハナバチへの影響は使用して三日位のようです。
ミツバチへの影響も同じ程度だと思います。
コロマイト マルハナバチで検索するとその他の薬剤の残留日数も調べられます。リンゴも大切ですから、適切に使用して頑張って下さい。
いろいろな薬があるようですね。
もっと勉強してみます。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。