観察していますと、蜂巣箱に戻ってくる働き蜂には花粉を後ろ脚に付けてるものと、そうでないものがおります。個体により花粉集め係とか蜜集め係とかが決まっているのでしょうか・・。
外役蜂の働き方ですが、
育児の為には花粉が必要となり、花粉は貯蜜圏と育児部の間に散在して六角形の巣房に貯められています。この量はある程度一定していて、減った分を訪花する蜂が持ち帰る花粉団子によって補うことになります。
巣内で育児が順調な時は、花粉消費量が多くなり、結果の花粉訪花蜂が目立つことになります。
蜂蜜や夏季に巣を冷やすための水は、働き蜂の腹部によって巣内に持ち帰ることになりますが、春の繁殖時期に巣内が育児や貯蜜でいっぱいになると、訪花して花蜜を持ち帰っても保管する場所がなく飽和状態となってしまい→このことが分蜂の引き金の一つになると言われています。
内部検査をして蜂のストレスを増すことによって逃去を誘発しないようにするには、A Takahashiさんみたいに日々の出入りを興味深く観察することが必要ですね!
活動場所 :岐阜県
お詳しいですね。私の知らない情報ばかりです。ありがとうございます!!
今までの投稿を見ながら勉強していました。 外役蜂の処で 花粉の必要性について学ばせていただきました。 特に花粉を集める働き蜂と、蜜を集める働き蜂は分かれてはいないのですね。 花粉、花蜜の消費量で、花粉にするのか、蜜にするのか考えて運んでいるのですか。 凄い判断をしている訳でビックリしました。
Takahashiさん はじめまして。人間 どんな人にも先輩がいますが、先達の教えがあって、何事もやっていけます。有り難いことです。蜜蜂のことも、先達の教えですが、①生まれて3日位は掃除係 それから ②育児係 ③造巣係 ④ 守衛係 ⑤ 外勤係 ⑥ プロポリス係 のような順番だと思いますが、あなたの質問は、⑤の外勤蜂にあたると思います。その外勤蜂も貴方の予想のようになるでしょうね。また、分蜂期には、外勤の中に、探索蜂と呼ばれる係があり、分蜂群の移転先を見付けて周り、何カ所かをを天秤にかけたりしながら決定するようです。探索蜂を見て居ると、すぐ側によい蜜源があっても見向きもしません。自分の任務に邁進しているようです。同じ様に、蜜や花粉を集める係は、巣箱などには目もくれません。それぞれの任務に一生懸命ですね。人間も学ぶところがあります。お互いもっと観察したりして学び,可愛がりながら激減していると言われる日本蜜蜂を増やしましょう。
※9月13日 少しだけ付け加えました。
ありがとうございました!!
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。