採蜜後の巣くずが大量に出たので、巣箱の外で給餌に使用しました。給餌を開始してこの4~5日間、毎日、オオスズメバチの女王蜂が1匹、残り蜜をなめに来ています。
しかし、ちびっ娘達に見向きもしません。少し離れた場所で食事です。殺戮を全くしません。むしろ、近付かないようにしている感じです。
女王蜂はさすがに大きいですね。
近くでちびっ娘達は、安心してセッセと残り蜜を食しています。ところで、オオスズメバチの女王蜂は、草食系なのですか?
活動場所 :東京都
スズメバチ類の成虫は針をあらゆる角度から刺せるように胴部の繋ぎ目が糸のように細くなっており蜜や幼虫が出す甘露しか食べれ(飲め)ません。昆虫を狩るのは子どもたちのご飯にするためです。また女王一人で巣作り、子育て、狩り、巣の防衛をするスーパーシングルマザーであり、女王が死んだら子どもたちは飢え死に、家族は全滅です。それゆえ子どもがハンターとして育つまでは命の危険は冒さないとも考えられます。ですから私はこの時期のスズメバチトラップや、ゴキブリ並みの害虫扱いの、「巣ごと全滅殺虫剤」を見ると心が痛みます。
活動場所 :埼玉県
活動場所 :島根県
s.e5さん こんにちは。コメントをありがとうございます。
なるほどです。私もできるだけ殺生はしない様にしています。オオスズメバチも自然体系の中では、害虫を含めた昆虫類を捕食してくれる天敵でもあるので、巣箱を襲ってきた時だけ駆除します(^―^)。
wakaba-どじょっこさん、そうでうよね、昆虫の生態系ピラミッドの頂点にたつスズメバチ類は決して害虫ではないです。プロフ写真にしているように、逆に危険な香りに美しさが好きなぐらいです。ですから巣箱に来られて時は胸が痛みます。去年は襲撃が多すぎて特に痛みました。食べきれないぐらいのはちみつ漬けができてしまって。
オオスズメバチは
今の時期の女王は、本格的な繁殖期前なので、最初の働きバチが羽化するまでの、1ケ月くらいは、主に樹木の樹液や、アブラムシの甘露を舐めて、単独で幼虫の巣材探しや、餌を見つけなければなりません。最初の働きバチが羽化して、増えてくるにつれ交代し、少しづつ外勤活動を減らすようです。この期間を「草食期間?」と言えるかもしれません。
オオスズメバチによるミツバチを始めとする他種への攻撃捕食活動(これには、他のスズメバチへの攻撃もあります)は、
攻撃時期は8月下旬~11月上旬、 ピークは9月下旬~10月中旬です。 攻撃の習性は、単独捕食期,巣仲間誘引期,集団 殺戮期,占領略奪期の区分があると、その道の専門家からの講演で、聞いています。
活動場所 :長野県
活動場所 :福岡県
yamada kakasiさん コメントをありがとうございます。
女王蜂とて、常に攻撃的と思いきや、逆に安心して観察できる時期でもあるんですね~。
これが何匹も来るようであれば、秋の集団殺戮期に備えて多少の間引きを考えますが、1匹なので良しとします(^―^)。
まだ巣の創設期、自らエネルギー補給しに野外に出て来るということは未だ働き蜂が誕生してない証拠で、創設巣内ではこの母親オオスズメバチ女王蜂の帰りを腹を空かせた働き蜂蛆が待っている筈です。危険を冒して家族が路頭に迷うことの無いよう慎重な行動をとるのがこの時期のオオスズメバチ女王蜂に求められるあり方だと考えます(^^)
ハッチ@宮崎さん こんにちは。
しばらく食事をしたら、近くのクリやクヌギの大木の方へ飛んでいきます。樹液や昆虫(虫の幼虫:餌)などを求めて、帰巣を繰り返しているようです。
道理ですごく臆病(慎重)な行動をしている女王蜂だな~と思っていました。ガッテンできました(^-^ )。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。