山の上はまだまだ雪がたくさん。毎年の光景に思うことは、やっぱり肉食の人類だけが危機のようだ。
私は「待ち箱」はそのまま使う箱を使っている。思慮の結果ではなくただ単純に別のを作るのが面倒なだけだと自己分析する。
自然入居のために、べニアに箱が乗っているだけにした巣門でかなりシンプルに作っている。
分蜂群が巣板を作り、新しいメンバーが増えてきたころ、巣門だけを交換している。
このスライド式の下は密閉できる空間にして、アカリンダニの対策を上下から行えるようにした。越冬させるために5段以上積むと上からだけでは蜂に届かない。今年のアカリンダニ感染してたが越冬できた群を思うとアカリンダニが100%除去できなくとも越冬できることが分かった。採蜜後から秋口にかけ上下に対策を施すことにする。
この箱はニホンミツバチを飼いたいと思って妄想の中作った箱のリメイクである。
底板なしのただの洞窟。底板の掃除をしなくていい。巣門はスズメバチにかじられないよう金物でできている。今もいつか、この仕様の箱でミツバチを飼ってみたいと思っている。
<番外>
各地での入居や捕獲があり、トータル9群になった。郡上群は何度も分蜂しているが私や地主さんの待ち箱には一切入る気配がない。自然の洞には本当にかなわない。
負け惜しみで「置くところないし、後は山に帰ればいい」と言っていた。のに!のに!野良仕事中にミツバチにうろうろされて、急いでまた1つ待ち箱を別のところに置いた。
人の欲とはこういうものだ!