先日必要至急な用事があり長野へ帰ってきました。1ヶ月以上放置した畑はたんぽぽが咲き誇る見事な草原と化しており、蜂たちの楽園となっていました。hidesaさんと地元の友人に様子を見てもらっていた巣箱はまだ分蜂していません。
その2日後、テレワーク中にいつもより羽音が大きい気がして家の裏手に行くと、分蜂が始まっていました。1年間一緒に過ごしてくれた女王蜂の巣立ちに立ち会うことができ嬉しかったのもつかの間、どうも用意した待ち箱へは向かってくれそうもありません。
様子を見ていると近くの栗の木に集まり始めました。ちょっと高すぎて手が届きません。
強制捕獲する勇気もなく友人と2人でぼんやり眺めていると、10分ほどで蜂球が崩れ始め道路の方へ飛び立ち始めました。すると見上げている顔にポツポツとしずくが落ちて来ました。
「雨が降ってきたからばらけたのかもね」と言うと友人が
「違う!!すごい、蜜の匂いがする!!!」と言います。
「ほんと?ハニーシャワーだねー」などと話しているうちにまた元の栗の木に戻り蜂球をつくりました。
そこで友人は家に帰り、私も仕事を投げ出して出てきてきたので後ろ髪ひかれつつパソコンの前に戻りました。
30分ほどして戻ってみてみると蜂球はきれいさっぱりなくなっていて、用意した待ち箱は静かにそこにありました。
やっぱり、ちょっと重くてもノートパソコンを持ってきて巣箱の前で仕事していれば良かった。蜂球の下のオフィスでハニーシャワー浴びながら仕事…夢ですね。