投稿日:2021/1/18 11:36, 閲覧 751
オオスズメバチ害により蜂数の減少をみた西洋ミツバチ巣箱(画像左)において、秋口11/22までに砂糖液と代用花粉の投与を行いその後越冬包装を施して年越しさせたところ https://38qa.net/blog/141499
年明け1/15には蜂勢を回復し(画像右)蜂量も1.5倍ほどに増え巣箱空間にまで蜂が群がりそこに蜂カーテンが下垂する状態になっていました。
そのほかの巣箱でも、例えば下の巣箱ですがやはり11/22(画像上)の状態から
年明け1/15(画像下:内検の後分割板内に2枚移して5枚群としました。)のように2倍近くにまで増えています。 https://38qa.net/blog/150712
各群とも越冬貯蜜は充分持っていますから今後桜の開花から逆算してその前60日間にいかに産卵育児を増やし3クールでどのくらいの働き手が生まれてくるかで流蜜期に臨む強勢群の仕上がり具合が決まり採蜜成績が大きく変わります。
西洋ミツバチにおいて越冬包装は大事ですね https://38qa.net/blog/143038
手持ちの西洋ミツバチ巣箱で産卵開始が遅れる懸念がある場合には給餌により越冬から目覚めさせ産卵開始を促すことが管理養蜂の一つの技術です。
越冬中より越冬明けに餌切れによる全滅(餓死)が多いとされていますので、今後急増する貯蜜消費に注意をはらいながら管理していきたいと思います。
なお、日本みつばち群は自ら適期に産卵数を増やし管理された西洋ミツバチより早い時期に分蜂していきます。寒い地方においても雪の中で既に産卵開始しているものと思います。いかに日本みつばちが日本の気候に適応している素晴らしい生き物であるかがわかります(^^)/
ハッチ@宮崎
宮崎県
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