意外と知らない方が多いのですが、
湯煎による蜜蝋作り方で、乳化(エマルジョン化)させずに
収量を上げるためには、まず、巣ガラを溶かす前に、
しっかりと洗浄して蜂蜜を洗い流しておく必要があります。
蜜蝋は80℃ほどで溶解し、冷えると固まるのですが、
この時、お湯だけで無く蜂蜜混じりのお湯で有った場合、
蜜蝋は乳化(エマルジョン化)してしまいます。
一旦乳化してしまうと、冷えても溶解したまま、
油であるバターが、水に溶けている牛乳のような現象で
冷えても牛乳もバター成分を液体の状態で含んでいます。
マヨネーズが見た目も乳化した蜜蝋に近いかもですね。
ですから、蜜蝋作りの前に、巣ガラをしっかりと洗浄を
しなかった場合、収量は少なくなります。
*補足:私が自分で観察して得た現象です。
言葉尻の「エマルジョン化」はその現象を
構造的に分析したわけでは無く
見た目から判断しただけなので
厳密に保証できません。