この群は、以前日誌しましたように、11月30日に 中央の巣板が落下しました。 その後寒さを凌いで生き延びてきましたが、3月04日に2枚目の巣板落下を確認しました。 (以下の写真 全長:18cm) … 前回同様、鎌形の巣板で、巣落ち防止棒近傍を残してその周囲を齧った結果です。
今回落ちた巣板は、下の写真のように1枚目の隣(手前側)でした。 … 頑張っています! これを巣落ち防止棒があるにもかかわらず、下へ落とすテクには 感服です!!
今回は1回目の経験があったので、もしかしたらもうすぐ2枚目が落ちる(落とされる)かも?と思っていました。 … 1回目の時と全く同じ現象が起きていました。 それは巣板落下の10日ほど前から増えた『細かい巣クズの落下』 と 『蛹児出し』 で、これらのピークを過ぎて数日後に巣板が落ちました。
上の写真では白い巣脾は見えませんが、簀の子下の中央部にできています。 まだまだ蜂数は少ないですが、直近では簀の子上に上がって来る蜂さんが増えました。
尚、特に暖かくなってくると気になるアカリンダニ症は、今のところ異常翅や徘徊は見られませんが、罹患の完全クリアはできていないと思います。 昨年同様、女王様が罹患して飛べないという事態が起きるかもしれませんが、それなら何とか新女王を産んで分蜂を果たしてもらいたいです。
一方、期待は自然営巣群や他飼育者の群からの分蜂群の入居です。 … 金稜辺(13鉢)は花芽が確認できたのは 5鉢で、ちょっと心細いですが、今日8基の待ち受け巣箱に 蜜蝋塗り・炙りを施しました。 ⇒ うちの辺りの分蜂シーズン=4~5月には、蜜蝋抽出後に残った巣クズを 色々な風向きの時に炙って、ニオイを拡散してみたいと思います。 〔公害にならない程度にですが (*'ω'*)〕