http://coleoptera.sakura.ne.jp/SayabaneNS/sayabaneNS(11)-04-14.pdf
以下はコピーペースト
下向きの樹洞には雨がかからず,その内部は乾燥している。
ドライホローとは:
英語 “dry hollow of tree(木の乾燥したウロ,の意)”を省略し,
最初の 2 語をカタカナ表記したもので,
雨が降っても直接には濡れにくい下向きの乾いた樹洞のことをいう.
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%B9%E6%B4%9E
以下もコピーペースト
洞の形成
樹木の幹は、表面に樹皮があり、その下に皮層や師部・形成層がある。
それより内側の木部の細胞は、水を吸い上げたり木を支えたりといった働きは担っているが、細胞そのものは形成層の内側を除けば大部分がすでに死んだ物である。
太い枝が折れた場合、その断面の表面部分は生きた細胞から成るので次第に傷が埋まって再生が行われる。
しかし断面の中央部分はそのままになり、場合によってはそこから菌類などが侵入して分解が始まる。
その結果、太い枝の内部に空洞を生じ、これが木の洞(うろ)になるのである。
また、非常に太くなる大木の場合、年月がたつと根元の中心部分は時間がたちすぎて分解が進み、大きな洞となる場合もある。
古木は自ら空洞を作ることで代謝を減らし、それが長寿の秘訣ともなる。
だから、洞があることは木々の自然なものであり、病気などではないと考えたほうがよい。
キツツキの場合、自力で幹に穴を掘ってしまう。
彼らは多くの場合、ほぼ垂直の幹の側面から穴を掘り、下向きに掘り進める。
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自然界の樹木の洞は文字通り自然に出来上がったものである。
ウィキペデイアにあるように「洞は病気と考えなくてもよい」との事である。
どこかで読んだところによると、代謝を少なく(無くす)為に樹木は自ら洞を造っているとか!
また、地面からの栄養が少ない時に、洞を造り(受け入れ)小鳥や獣の糞を洞の中に貯めて、
その糞から樹木の栄養として吸収しているとも、、どこで見たかは忘れた。
上の記述によれば、洞が下向きにできており、雨が入り込まないので洞の内部と底が乾燥しているとの事。
洞の内側表面は腐食が樹木の完全な外側まで進まないうように、何らかの傷の手当を樹木みずからやり遂げているようだ。
また、植わっている場所も傾斜地か高い所で雨水が樹木の根本周辺に溜まらない事も絶対要件だと考える。
上の樹木は長い年月で自然にできて、変化を伴いながらも乾いた空間(洞)を持続しているようだ。
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チェンソーで、
自然にできた洞を真似て人工的に短期間で乾燥した洞を造ることができるのだろうか?
四本足で立っている。
樹木の外側の仮導管も切断した。(誤って理解している恐れがあるので勉強中)
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仮導管は樹木の外側ではなかった。全部が仮導管だった。
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洞の底も傾斜をつけた。
洞の底には大きな開口部(勝手口)を設けて洞にも空気が出入りするようにした。
現在、強制捕獲重箱をすっぽり入るように開口部を広げつつある。
底の下に空間を刻んで空気が流れるようにした。
皮が剥がせないので、剥がれる時が来たら剥がす。
やってみるしか仕方がない。
下の画像は2基目の巣箱。上の巣箱は1本の木だが下は見てのとおり3パーツからなるが、
仕組みは同じ。
この仕組みで合計6基を早急に完成させなくてはならない。
来春の分蜂前に森の霊気(雨・太陽)を当てていきたい。
カウントダウン あと115日。
下の画像も杉ではないので参考にならない。
下の画像の水色が道管(仮導管=水の通り道)との事らしい。
と、言う事は覚えていたことと違っていた。 もっと表皮に近い所にあると思っていたが、真ん中から四方に伸びている。
ひょっとすると樹種によって違いがあるか? そんなことは無いと思うけれど!?????
下の画像は杉のものではないので関係ない。
下のようにすり鉢状にカットした根っこには水が溜まっている事が多い。
この形状に切り込むと、バケツで流し込んだ水がしばらくすると無くなってしまう。
https://hyogo-nourinsuisangc.jp/sinrin/images/Nagai_Cryptomeria_SEM2016.pdf
針葉樹であるスギは,その材の約97%が仮道管と呼ばれる繊維細胞からできています。
仮道管の長さは約3mm,幅は数十µmであり,樹木の軸方向に長い構造をしています。
針葉樹では,水分は仮道管の中を根から葉へと移動していきます。
隣り合った仮道管の間には穴があいており(これを壁孔と呼びます),
水分はこの穴を通って隣の仮道管,また穴を通って次の仮道管,
というように移動しながら徐々に上昇していきます。