針葉樹の仮導管(水分を地面から吸い上げる管)は材の97%と言う事だった。
しかしながら芯の部分から仮導管は水を吸い上げると言う機能を失ってきていくとの記述もある。
杉の木は、赤身部分と白身部分とに分かれています。
木の芯に近く色が濃い部分を赤身(心材:しんざい)といい、外側で色が薄い部分を白身(辺材:へんざい)です。
心材は木の中心で成長を終えて死んでいる状態です。
色は赤く、水分を吸収しません。
木の割合からいうと、心材は70%、辺材は30%を占めます。
仮導管は地面から幹~枝~葉と上がっていく。
1本の線かと思いきやすべての仮導管(縦線)は隣の仮導管と繋がっているとの事。
芯材(赤身)の部分が仮導管としての機能を失ってきていると言う事は逆に雨水が溜まっても
地面に吸い込まれてこないと解釈している。
下の画像がそれを物語っている。
辺材(白身)の部分はコケが生えている。白い部分はカビかも知れない。
*********************************
* 赤身は一度乾燥させると水分を吸わなくなる。 *
* 裏を返すと、大地に残された切り株は乾燥していないので、 *
* 水分を完全には吸わないとは言えない?? *
*********************************
左が最大限、仮導管をカットした切り株丸洞。
底に開口部を設けたり、表皮に近い所から5cm位中心に向かって切断したとしても、
水分が上に登ってくることを完全に遮断する事はできない事がやっとわかった。
右は丸洞と下の台との間に石など水分を遮断する素材を入れた状態。
これは伝統養蜂とほぼ同じなので、丸洞の内部は乾燥状態が保たれる。
台は切り株でもしかたがないが通常はさらに大きな石などが相応しい。
自然樹洞で散見された樹種
針葉樹はやや少ない。 杉はあまりないかも?
エノキ
プラタナス
ミズナラ
サクラ
栗
コンクリート製電柱
ヒバ 針葉樹
赤松 針葉樹
aretemisさん
1、モモジ
2,松
3,糸ヒバ 針葉樹
4,ニッキ
5,シラカシ
6,ヒバ 針葉樹
7,スダジイ
9,クスノキ
10、ケヤキ
***********************
日本みつばちが棲みたいと思う空間を創るのであれば、大きく方向転換を要するとも言える。
根っこ付きの良い点は
台風に強い、
熊などに倒されない
外観上、ミツバチが好むように感じる