おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。
投稿日:2023/4/29 13:23
これはcmdiverさんの簀の子を重箱の間に差し込む方式を真似たもの。
この方式で棲んで貰う事になったのはウワミズザクラ群の跡取り娘。
下の写真、丸洞はみつばちレストランに生えていた杉の木の切り株の芯が腐っていたので、それを利用したものから始まる。
当時は重箱をやっていた。
師匠から蜂付きで重箱を頂いたものからスタート。
丸洞は保険のような存在で1群位は丸洞で自然風に営巣して貰い、分蜂してくれればありがたいと思っていたので、採蜜する事はまったく考えていなかった。
面白がって命がけで掘り出した一品もの。
2021年4月に強制入居させて、2023年4月に分蜂を終えるまで、採蜜は一度もしなかった。
丸洞と云っても内径が末口では50cm以上、元口でも30cm程あったので、触れば巣落ちするだろうと手を付けなかった。
一度だけ1枚の巣板がゴソっと落ちた。
日本みつばちが切り落としたのか、事故だったのか分からない。
************************
結果としてこの4月の分蜂後に全ての巣板を撤去して、4月22日に蜂だけをたまたま重箱に取り込んだ。
千載一遇のチャンスなのでcmdiverさん方式を開始した。
スリットを幾つにするかとか、枠式の枠に相当する部位のサイズを幾つにするとか色々あるようだ。
日本みつばちはセイヨウミツバチより体が小さいので32mmにしてビースペースを6mmだか適切な幅が経験値から割り出せるのだろう。
使用している重箱は内径267mm正方、板厚24mm、高さ180mmのもの。
1段目は180mmになっている。
ところが簀の子を付けた2段目は150mmの高さの重箱だった。
簀の子も昔・昔適当に創った簀の子をそのまま利用したので基本の寸法とはまったくかけ離れている。
後日の為に寸法を開示しておくと、
スリット13mm以上適当、板の幅51mm、とんでもなく広い。
内径267mmでも板幅が51mmだからたったの4枚で済んだ。
横着丸出し。
基本は女王蜂も全ての蜂が行きたい所へ行けるという点は守られている。
羽を持っている日本みつばちの最後の選択は? 逃去しないでしょう!
**********************
午後2時、追記:逃去しない? 雄蜂が沢山いるので扶養家族が多い。 これは大変な状況になっているかも。
*********************************
下の写真の重箱高さは150mm
***************:
簀の子を取り付けてしまうと、その上の内検画像は撮れない。
だからBEFOREとして今朝、撮影した。
下図は本日4月29日 取込日は4月22日
下の写真は4月24日 取込日は4月22日
2段目の重箱に簀の子を取り付けた。
レンガで縁取りしてあるのは芸術的だからではなくて、ブロックの穴から蜂が出入りするので
オオスズメバチのシーズンになって忘れる前にレンガで通路を遮断している。
正面のレンガ2個と巣門枠を取り払うと、楽に底の掃除ができる。
巣門の場所は前と同じだったので大きな混乱はない。
急に変な仕切りを入れられて驚いているかも知れない。
****************
ちょっと、どうなったか見に行こう!
************************
午後2時過ぎ、みつばちレストランまで自転車で行った。
雄蜂がいっぱい巣箱に戻ってきた。
重箱群は貯蜜は零にしてしまった。
ここ1週間位での貯蜜は大して溜まっていないだろう。
巣板・巣房も作らなくてはならない。
跡取り群から負でも正でも巣板を全部採るのは具合が悪かったかも知れない。
反省しなくてはならない事かも知れない。
ウワミズザクラ群は全取りはしていないけれど、盛り上げ巣を採蜜してしまった。
この群にも雄蜂が多い。
クヌギ群(秋入居群の跡取り群)は何もしていない。
雄蜂が居る事はいるがそれほど多くはない。
2021年秋に飛びこんできてから今まで採蜜をしていない。
分蜂は終わった。
14時過ぎ、同じ時間でも群によって雄蜂が多かったり少なかったり理解できない。