丸洞の採蜜を数回行ったが、丸洞の上からどれくらい採蜜すると巣落ちするかの推測をしてみた。
何もしない時は巣板と丸洞との固着部は天井と側面なので、重量バランスが保たれている。
従って落下はしない。
天井からどれくらいを採蜜すると重量バランスが崩れ巣落ちするかの推測をしてみた。
●一番右は5kgであったとしても、固着部がほんの僅かなので巣落ちするのは当然と言える。
上の数値は仮定の数値であり目安として表記したまでのもの。
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日本みつばちを保護する目的なら丸洞などは非常に素晴らしい。
丸洞を作るだけで採蜜をしないのであればこれほど良い住いは無いだろう!
もっとも、丸洞でなくても岩山を刳り貫いても土管でも窯でも、蓄熱性が高い素材で適当な容積があれば同じと考える。
余談になってしまうが、
お墓営巣はよく起きるがこれも日本みつばちを保護する目的なら住まわせるのが良いと思うけれど、お墓は蜂の家ではなくて人々の魂の場なので、蜂を追い出さざるを得ない。
保護とは何を保護するのか立場の違いで異なった結論になってしまう。
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私が養蜂を始めた動機は「市販されている蜂蜜には水飴が混入されているのではないか」と疑い、本物の蜂蜜を味わってみたいと思ったからで、にほんみつばちの保護だけを目的としたものではない。
私が保護するのは美しい地球そのもの。
●皿を洗う時に洗剤で汚れた下水が小川へ流れていく。
フナやドジョウが苦しんでいる!!
なるべく残り湯で洗う。
以上、余談はおしまい。
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これからの養蜂は丸洞は一旦中止する心算でいる。
まだ模索中だが、丸い形をした角洞養蜂を強く検討している。
丸洞は高さが90cm程あり、この筒から採蜜する事は非常に難しい。
毎年丸洞の上から20cmほど採蜜するとの方法には回数・年数の限度がある。
丸洞の真ん中から下の生態が私には理解が出来ていない。つまり難しすぎる。
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そこで角洞式であれば前扉を開けて、天井から巣板の一番下まで見られるので判断ができる。
ところが前扉だけでは巣板の方向で死角になってしまう巣板があるので難しい事はある。
前扉だけでなく、後ろ扉だの横扉だの扉が多くなると、にほんみつばちの住いとしては高気密が保たれなくなって良い住いとは言えない。
もっとも開放巣もあるので、本当に高気密が良いと言えるかどうかはまだ分からない。
多少の隙間があってもオオスズメバチなど天敵から守れる程度なら構わないかも知れない。*********************
また、cmdiverさんの簀の子方式には強い関心を持っており、私の巣箱に順次この考えを取り入れている。
①唯一の重箱式での簀の子式。
跡取り群、、元気がない。
②ひび割れ丸洞群、名前を変えて丸洞簀の子群
下の写真は丸洞を載せる前、このあと後ろの丸洞を載せた。
③クヌギ群(秋入居群の跡取り群)
この群は2021年の秋にオオスズメバチから逃れてきたので、クヌギ群(秋入居群の跡取り群)とネーミングされた。
2年近く何もしなかったが今回全取りになった。
昨日2023年5月21日朝7時から作業を開始し、午後には全員丸洞の中に入った。
まだ巣板が作られていないので重さは丸洞だけだから、群が定着したら速やかに簀の子を取り付けた高さ40cm位の丸洞を継丸洞として用意する。
②と同じ方法をとる。
採蜜もするし、永年養蜂を狙って、いわば重箱式の横に重ねる方式。
横に置くのであれば人力でも比較的に楽だと思う。
●簀の子間仕切り式である。
●継箱は下へではなく、横へ。
●角洞であって貯蜜巣板しか採蜜しないという事が可能となるか!!!!!
現在は空想の域を脱していないが、犬もあるけば棒に当たってみたい!