国環研からのお知らせにより、森林総合研究所が募っている蜂蜜の提供に協力することにしました。
これは、「養蜂で利用されている植物の種の全国調査をする事により、蜂蜜から蜜源植物を推定しよう!」というもの。これにより、安定した蜂蜜を供給する為に、今後増やしていく植物を明らかにするのだそうです。蜂蜜内に含まれる花粉を調査し、樹木を特定するDNA検査でしょうかねえ?
結果は、数か月後になり、特定された花粉については、お知らせ頂けるそうです。
私の場合、日本ミツバチの花蜜収集時期のハッキリしている蜂蜜は、昨年のキウィ群の1段限りの蜂蜜のみです。
検体として50g提出するのは、可なりの割合量になりますが、研究には賛同しましたし、含有花粉が特定できるのは興味がありますので、協力する事にしました。
私は昨年「蜂蜜養蜂士」と「はちみつ美容ソムリエ」の資格を取り、蜂蜜に関しても勉強して行こうと心がけています。
蜂蜜の味や香りの利き分けにも力を入れています。以前も言いましたが、私は、絶対舌感の素質があります。専門的に鍛えてないので、研ぎ澄まされてはいないと自覚してますが、普通の人よりは感度がイイと自負して居ます(✿ヘᴥヘ)
絶対音感と同じように、絶対舌感も鍛えれば鍛えるほど良いと思ってますので、今は、蜂蜜の利き分けは会得したいなあと思って、色々味わっているのですが、キウィ群の蜂蜜は、1年経っても濁らないし、勿論結晶化もしない、春そのものが保存されたような蜂蜜です。仄かな酸味と超爽やかな甘味。色々な蜂蜜をテイスティングして居ますが、贔屓目ではなく、低く見積もっても、質の高い蜂蜜と感じます。キウィ群は、どんな花蜜を集めたのか、是非知りたいです。今はフルーツ畑群に合同してしまったので、幻の蜂蜜ですが、近い位置に入居した枝垂桜群の蜜源がそれになるかも知れないと思うと、増やせるものなら、その植物を増やす目安にもなりますね。結果が楽しみです。
もう一種類、私がコムハニーで戴いて、たれ蜜を採った蜂蜜も提出しました。その蜂蜜は、もっと不思議な蜂蜜です。コムハニーの頃からすると、七変化。味も香りもドンドン変化しました。あのマシュマロハニーの出来上がった蜂蜜です❣ しかも、冬になる前から結晶化し、暖かくなった今も結晶化のままで、真っ白です。味は違いますが、キルギスのホワイトハニーのような白蜂蜜。
https://38qa.net/blog/300699
キウィ群と同じ頃に採集していた蜂蜜なのに、この違いは、とても興味深いです。恐らく花蜜が違うと思われますね。と言う事は、検査の結果もキウィ群と異なると予想して居ます( ^)o(^ )
実は今日、私が絶対舌感の端くれな理由が、解ったような出来事がありました。毎週、施設に住む父をリハビリに通院させるのが木曜日です。通院だけは、特別に外食も認められるので、今日はカレーが食べたいという父とガストに行きました。以前は、スリランカ人の本格カレー屋に行けましたが、車椅子から動けない父は、小さなお店には入れなくなってます。
父がカレーを食べ始めて直ぐに、変な顔をして、「このカレーライスは、やしい(安い)米を使ってるなぁ。。」と言うのです。私は直ぐに理由が解りました。「安いんじゃないよ。米だけじゃなくて、麦とかキビとかが混ぜてある十穀米だからだよ。今は、健康の為に、わざわざ麦とかも入れるし、その方が高級なんだよ。」「麦かぁ?それで高いのか??」・・・戦前派の父達は、白ご飯が食べられなくて、麦飯を食べた記憶があり、それは、哀しくて不味い想い出がくっ付いているのです。
「舌が衰えてないって事がスゴイよ!」と言いながら、ピンときました!(^^)!
私の絶対舌感・味の確かさは、父譲り。父のお陰様と言う事なんだと気づいたのです\(◎o◎)/! こうなると、素質としては、遺伝するんじゃないかと思いますね。
身体中病気だらけで、足は立てないのに、91歳になっても、舌は健在(@_@) 不思議な力です。若い時から自分で得た食材は、下処理から全てを自分で調理して来た父の舌は、病に関係なく、働き続けているという事ですね~(ღ˘⌣˘ღ)
折角、チョッとイイ感覚を貰ったのですから、もっともっと磨いて、川越シェフのように、一口で中に含まれる調味料まで全ての食材を判別できるくらいになったら、蜂蜜の中の蜜源植物の特定までできるようになっちゃうかしら(⌒▽⌒)アハハ!