毎年、節分を終え立春を迎えると、草木の開花もあと僅か…と、何かワクワクしますね。とりわけ今冬は、地球温暖化のせいか、例年より春が少し早くやって来るような予感がします。
我が住処(山荘)は八ヶ岳南麓の標高1,000m超え、厳寒の高冷地にありますが、今年は既に福寿草が先月28日に1株3輪のみ開花しました。例年より3週間も早い開花です。他の数株の開花は、まだこれからですが、数本ある梅の木の1本(品種は梅郷)の根元の暖かい場所に植栽の福寿草のみ、一足早く開花してくれました。まだまだ花のない季節、嬉しさ一杯です。
同じ株ですが、寒い山荘では朝9時頃にはまだ蕾(1枚目)、10時過ぎに満開になります(2枚目)。
蜜は出さず花粉源・集熱源の福寿草、例年なら山荘では開花が2月20日頃ですので、ニホンミツバチやヨツモンホソヒラタアブなどが訪花するのですが、今頃は朝の最低気温がまだまだ低い(マイナス6~9℃)ゆえ、虫たちの訪花を確認していません。例年より春が早いとは言え、本格的な春が待ち遠しいですね。