この春から自然の巣(?)でニホンミツバチを初めて飼い始めました、千葉県佐倉市在住の、はっちゃんさっちゃんと申します。
うちの庭には耐火煉瓦で作られたピザ窯が設置されています。元々は七宝焼のガス窯で、窯の床の左右の隅っこにバーナーを突っ込む丸い穴が4箇所設けれられていました。窯は外側から鉄板とアングルで補強されていて、ボロボロに朽ち果てた鉄の表情は廃墟のような風情で存在感があり、オブジェとして飾っておきたいくらいの年季ものでした。でも何かに利用できないかと考え、ピザ窯に転用することにしたのが5年ほど前で、それからは友人が遊びに来た時などみんなでピザ焼いたりして重宝し、今では庭の主役のような存在になっておりました。
今年の5月5日に窯のバーナー噴射口(ピザ窯においては空気取り入れ口)の4箇所のうち1箇所にハチらしき昆虫が出入りしていることに気づきました。恐る恐る正面の扉を開けてびっくり!グレープフルーツくらいのハチの塊が羽を小刻みに震わせていました。私が驚いたのは当然ですがハチたちもきっと驚いたことでしょう。「やべっ、バレた!」って言うハチたちの声が聞こえた気がしました。「ニホンミツバチって蜂蜜を巣に貯めるやつだよねぇ。。。刺されたら痛いのかな?1回刺したら死んじゃうんだよね確か、、、」その程度の知識しかなかったのですが、そこから色々調べていくうちにこのサイトが詳しく書かれていることを知りました。質問に対する回答がとても親切で丁寧で、何よりもニホンミツバチを飼っている人々の、ハチに対する愛情、自然環境に対する見識の深さや問題意識がとても深いと感じ、共感が持てる気がいたしました。
取り急ぎどうすれば良いのか知りたいことなどを質問してみましたところ、多くの方々にアドバイスをいただき、とても嬉しく、心強く思いました。みなさん自然の法則、養蜂のノウハウ、科学、歴史、など、貴重なアドバイスをいただき大変勉強になっております。回答してくださったハッチ@宮崎 様より飼育日誌を書いてみたら?とご提案いただき、「ピザ窯にハチが入った時の対処法」いや、「こうしたら失敗しました」みたいな体験を残せたら、この先もし誰かのお家のピザ窯にハチが来た時に、せめて何かの参考にしていただけたらと思っております。
ピザ窯は使えなくなってしまいましたが、ニホンミツバチが我が庭に来てくれたこと、本当に嬉しく思っています。ミツバチから様々なことを学べたらと願っております。