初めて確認したのが5月5日。とりあえずこの蜂たちがニホンミツバチで間違いないとネットなどで確認して、彼らのために何が今必要なのかを知り、対応する(実行する)ことをリストアップしていきました。迷っているうちに時間が過ぎてしまいましたが、、、、まず第1に掃除をすること。第2に耐火煉瓦は水をよく吸いますので雨が降るとジメジメしてしまうので、窯に屋根をかけること、そして第3に大きな外敵の侵入を防ぐために入り口の丸穴4箇所に細工をすること。第4に煙突にもダンパー部に金網を張り、てっぺんの穴から雨が降り込まないように傘をかけること。
以上は最低限やっておかないといけないと思って、その細工が大方終わったのが6月に入ってからでした。雨対策は梅雨にギリギリ間に合ったと胸を撫で下ろしていました。しかし一番最初に上げた「掃除」これがなかなかハードルが高かったです。蜂の群れが一斉に飛びかかって来ないか、おっかなくて、夜に寝静まっている時にやろうと思い、6月6日に実行しました。ピザを焼くためのレンガの床は取り外すことができたので、なるべく音や振動に注意して撤去し、下に落ちている灰などを掃除機で吸い取りました。恐れていた蜂の攻撃は全くと言って良いほどなくて、なんておりこうさんなんだろうと感心いたしました。でも、コンサートやスポーツなどでスタジアムで観客がよくやる「ウェーブ」。羽を震わせて威嚇する時の音が、野生動物の息吹を感じました。そして統率され、群全体で意思を表すことが、なんというか、群が一つの意思を持ったイキモノのような強さ、そしてなぜか松の防風林を駆け抜ける南風のような心地よい響でもありました。
初めてハチを確認した5月5日はおそらくその3日前から外出していたので、入ったのは5月2〜4日のどこかということです。その時はグレープフルーツよりもふた回りくらいの大きさ、、かぼちゃくらい?小玉スイカくらいだったと思います。それが約1ヶ月かけて写真の大きさになりました。子供用の野球のグローブくらいの大きさです。
写真はこれから大掃除!と、扉を開けた時のものです。床はゴミだらけ。。。