勇敢なヤシ組の熱殺蜂球(2023年1月)
1月の逃去後も残った子達(一緒に飛んで行けなかった子や逃去後数日内に生まれた子)は2ヶ月近く頑張りましたが、2月末に最後の数匹の姿が見えなくなりました。毎朝、バリヒンズー教の家寺にチャナンをお供えする時、ミツバチ達の活動をチェックするのが日課でした。元気に花粉を足につけて戻ってくる姿を見ることができず本当に寂しいです。
残った子達も一時期までは羽を震わせて、スズメバチを威嚇するほどでした。
先輩の働き蜂がいないと、花粉を探しに行けないかもしれないと心配で、砂糖水を欠かしませんでしたが、時々、巣の中に小さな蟻を発見するようになり、蜂達が弱体化しているのがわかりました。
竹組が戻ってこなかったので、ヤシ組の巣は1匹もいなくなって3日目に解体しました。
同じ枚数の巣版なのに、竹組と比べると重さが2倍あり、幼虫のまま亡くなった子が多くいたこと、貯蓄していた蜜も少し残っていたのだと思います。
隣家の解体工事による振動さえなければ、また、分蜂するまで成長したんだろうな・・・。
今では、我家の蜂の子孫達がどこかで元気に巣を作り、もしかしたら、庭のヤシの花の蜜を吸いに来てくれかもしれないと目を凝らして花に集まる蜂達を探すのが新しい日課となりました。