枝垂桜群の悶絶死は、7月6日からですから、3週間以上経って、漸く下火になるのかな~と、恐々思い始めています。やっと2・3匹になったんです(+o+)
https://38qa.net/blog/416919 (大量の悶絶死)
20日に予定されたドローン空中散布は、2日くらいは10匹くらいの悶絶死でしたから、隣地区には行かなかったのかと思っていましたが、その後、50匹くらいの日が2・3日続きました。やはり、直撃でなくても、残留農薬でやられてしまう。Dトツだと教えてくれた植物防疫協会の方々は、蜜蜂が死んで居る事は聞いていないと言っていましたが、この実態を目の当たりにして実感して欲しいと思いました。
https://38qa.net/blog/418158 (悶絶死は農薬D)
市役所内にも支部の窓口が出来ていると聞いたので、いつものダメ元で、実情を話しに行ってみる事にしました。
そもそも、植物防疫協会って何? 昨年までの畜産だよりにも振り返ったら同じ連絡場所なのに、今まで節穴でした。。。電話番号しか見ていなかったのね(;유∀유;)
事前に調べてみたら、恥ずかしながら初めて知る事ばかりでした。。農業に携わって居ないと、身近でない事ばかりだから・・・って言い訳ですね(;^_^A
農水省と深く関わっている社団法人日本植物防疫協会の支部が、各県に設置されているのですね。字の通り、植物の病害虫による防疫に携わっている。植物防疫法なる法律もあるって、知りませんでした。。。ハズっ!( ̄▽ ̄;) 月刊誌も出ていました。
最新号は、購入しないと見れないので、アーカイブに公開されている号を開いてみたら、なるほど、最新の情報が定期購読する事によって解るんですね。。。
丁度タイムリーに、イネカメムシの事が掲載されていました。そこでも、防除のための農薬は、ネオニコ系のジノテフランを散布するように書かれていました。ジノテフランは、「Sタークル」や「Aルバリン」という商品が有名らしいですね。
現状の日本では、これが一般的なんだと、改めて思い知らされました(´•ω•̥`)
それでも、蜜蜂の大量死の現状も、知らせなければ、いつまで経っても、今のまま。やはり、兎に角知って貰おうと、大量死をした時の可哀想な画像と、ネオニコ農薬問題を取り上げて活動しているサイトの、解り易いページを引用させて貰い、印刷して陳情に行きました。https://www.actbeyondtrust.org/about/
事前にアポの電話をすると、とても感じの良い応対で、気が軽くなりました~(^^♪ 本市では、農林水産課の中に、植物防疫協会担当者がいらっしゃいました。やはり、南房総エリアの支部の反応と同じく、ネオニコの残留性は、知って居ましたが、蜜蜂に大きな影響が出て、大量死が起こって居る事は、聞いていない様でした。
私がお願いした事は、
「農薬を散布する事は、収入を得る農業の為には仕方のない事は承知ですが、いくら承認されていても、ネオニコチノイド系の農薬による益虫の被害まで深刻な現状をしっかり把握してください。そして、残留性の低い農薬に替えていくように、機会があるごとに紹介して頂きたい。」
という事です。
担当者の方は、真摯に受け止めてくれました。ただし、今年度の農薬散布に関しては、既に、各農家さんも購入等の計画が進んでしまっているので、来年度に向けて、農薬の種類についても、考慮して貰えるように、促してみますと、応えてくれました。
私もそうですが、担当さんですらも、これは強制できる事ではないと、百も承知。ただ現状把握というのは大事な事ですし、農薬の成分を意識して貰うだけでも進歩と思うのです。
千里の道も一歩から~୧(˃◡˂)୨ 草の根運動です~୧(˃◡˂)୨୧(˃◡˂)୨
チョッとホッとしました。「死活問題なんだから、農業に携わらない者が何を言う!」くらいの調子で、門前払いを食らうかと覚悟してましたからね~٩(๑>∀<๑)۶
月刊誌を見ると、農薬の管理も植物防疫協会の重要な仕事のようです。
未だ未だ、知らなかった事が沢山あったのですが、海外から輸入されたり、輸出されたりする植物の検疫も同属の仕事だったのですね。海外から帰国した際に、検疫を通りますよね~。
もうウン十年前ですが、初めてハワイに行った帰り、ハワイの検疫済みのマークの無いパイナップルをお土産に買ってきちゃった事に気づき、植物検疫コーナーに持って行ったのです。何か書類を書いたら、返してくれるのかと思ったら、無情にも没収されてしまいました~(৹˃ᗝ˂৹)ぴえん あの時のショックは、今も覚えています。。
そういった機関とも繋がっていたんですね~(・_・D フムフム 勉強になります!
勉強序に、最新号の「植物防疫」という機関誌を読んでみたくなり、早速、購入してしまいました。。。
ホンと、イッチョ咬みなんです(๑′ᴗ‵๑)エヘ♡ こうやって、ドンドン興味が深くなって、また、自分の首を絞める結果になっちゃいますね~。。。(^^;
肝心の枝垂桜群ですが、先日の継箱が功を奏し、未だ、然程外壁に涼み蜂は増えていませんので、二次被害は出ないで済んでいます。
水飲み場は定着し、溺れずに飲めているようです。
悶絶してる娘も水を飲みたいのか、悶えながら、水飲み場の付近で息果てている娘も少なくないです。苦しいのでしょうねえ。。
今後もダメ元を基本に、少しでも蜜蜂の苦悩を知って貰う為に、話をして行こうと思います~ファイトー( ・ᴗ・ )⚐⚑⚐
【補足】
●蜜蜂への農薬の影響日数表を、何例かご紹介。Dトツは、1~2か月の被害。
●各県で報告されている、蜜蜂への被害状況・・・千葉県5年間ゼロ報告??