うちの蜂場に狩りに来るスズメバチは、圧倒的に「モンスズメバチ」が多いのですが、5群各群の巣箱に来始めました。 襲撃の現場に遭遇したり、熱死したスズメバチの亡骸が残っていなくても、スズメバチの襲撃から間もなければ、巣箱に近づいたり、手をかざすと 『 A・シェイキング』をするので、襲撃があったことがわかります。
【カキ群】の巣箱では、一昨日一匹防鳥ネットに引っ掛かっているのを確認し、昨日の朝は熱殺蜂球が出来ていました。 昼前に確認に行くと、以下のように 焼き上がった骸は 2体でした。 … 朝見た熱殺蜂球は標準サイズだったので、恐らく2チャージだったと思われます。
蜂球ができていたのは、赤丸部分で、その上の方に 出入りが頻繁な縦巣門(黄色枠)があって、スズメバチはその手前のネットに張り着いて 狩りをします。 そういったケースが多いことはちびっ娘達はわかっていて、この写真には写っていませんが、スズメバチの襲撃を受けると、この縦巣門周りに沢山のミツバチが群れて 迎撃態勢を採ります。 スズメバチが警戒を無視して狩りを強行すると、一気に蜂球に呑まれることになります。 以前は 縦巣門前は絶好の狩場になってしまうと思って、縦巣門を閉じたりしましたが、ちびっ娘達の賢い対応を教えられ、今は縦巣門はそのままにしています。
それと 熱死させられた2匹のモンちゃんは、いずれも赤丸の位置で焼かれ、リリースされてから下に落ちたものだと思います。
尚、うちで採用しているスズメバチ対策は、①巣門(出入りできるルート)の多数化 と ②ナイロン製の防鳥ネット(15mmメッシュ)囲い の2つです。 巣門は、黄色の縦巣門x2、ピンクの横巣門x4、それと水色のコンテナ利用のアオヤギ式台座の縦巣門x136、合計 142です。
これ以外の対策では、オオスズメバチの集団襲撃を受ける事態に限って③ペッタンコや秘密兵器 を使います。 … ただ 去年・一昨年と オオスズメバチが不調/不漁で使っていません。 ニホンミツバチの盟友であるオオスズメバチのことをとても心配しています。
また 私が決して使わないのは、「誘引液トラップ」です。 理由は、スズメバチにわざわざ魅惑的な狩場を教えてしまうのと、隣家があると迷惑を掛けてしまうからです。