19日に継箱&採蜜し、その日の内に、たれ蜜採りを始めました。
今回は、冷凍にせず、完全な生蜂蜜を採ろうと思っていました。今の処、この枝垂桜群は、健全で統制の取れた理想的な群に成長しています。底板にも、天蓋すのこにも、スムシが1匹も居ませんし、巣門や底板は、蝋で堅固に固められていました。
それに、内検する度に冷や冷やする程、蜂蜜の芳香を放っていた群です。純然たる生の蜂蜜で味わってみたいと思いました。
それは、正に赤い宝石でした~°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°
6月1日入居群なので、春の花蜜は一切入って居ない夏のたれ蜜になります。蜂蜜屋の源さん曰く、9月に採る蜂蜜で、上質の蜜ならば、色も濃く、赤く輝く蜂蜜になるというので、そうなのか確かめてみたかったし、珍しい味なはずと思ったのです。
巣板は、出来るだけ、切り取ったままで弄らず、蜜蓋を切っただけで、立てかけて垂らしました。兎に角、1瓶だけは、蜜蝋や花粉が余分に入り込まないように、純粋なたれ蜜を採る事にしました。
上段二重にした洗濯ネットで、粗不純物を取り、下段三重にした油こし紙を透過させます。夏の内は、すんなり濾せますね~((•̤ᗜ•̤ॢ)✲*。ワァ〜♥︎
粘度は低く、多分、糖度も薄いかなと予想できる感じでした。案の定、糖度75%でした。
それでも、糖度上げはせず、1瓶は瓶詰めしました。
78%以上にならないと、販売するには、蜂蜜と呼ばないのですが、これは自家消費ですし、貴重な蜜なので、生蜂蜜に拘りました。
予想通り、上質な蜂蜜でした。芳醇な香りと濃厚でコクのある味です。酸味は弱く、仄かな苦みがあるので、「大人の蜂蜜」と称したいです((•̤ᗜ•̤ॢ)✲*。ワァ〜♥︎
これは、うちの庭の栗の花がギリギリで入って居るからだと思います。6月に入居して、花蜜を貯め出した頃に、ギリギリで開花に間に合って居たのが栗の花です。今年は、入院中だったので、写真撮ってありませんが、毎年6月10日前後が、こんな様子です。
しかも、今年は豊作です。10m以上の大木の栗が、きっと花盛りだったのでしょう。上写真の、向かって右の枝垂桜の下に、枝垂桜群の蜂箱が在りますからね、台所のようなもんです~!(^^)!
他にも、シマトネリコやサンゴジュ・カラスザンショウ等々、豊かなコクは、初夏から初秋の花木の花蜜が生み出している気がします。
3月か4月に入居した群なら、また違った味になっていたと思います。偶然の産物です。
この娘達は、7月に農薬被害に遭い、多くの仲間を失いました。巣門までやっとで辿り着いては悶絶死する蜂娘を見ながら応援するのは、辛かったです。女王様が二次被爆して、不調に陥ってしまうのではないかという懸念もずっとありました。でも、この酷暑の中でも、外勤に出かけ、造巣し続けました。Dトツの残留農薬の懸念も、既に終息してからも1か月半経っていますから、もう問題は無いでしょう。それでも、私とサポートの友人以外には、お裾分けもしません。成分鑑定する気も無いので、安全を期します。
1瓶詰めた後は、立てかけて採った巣板をキッチンバサミで細かく切って、また追いたれ蜜をしています。
その間も、スムシは全く発生していません\(◎o◎)/! 冷凍していないので、巣板の中に潜りこんで居れば、大きくなって目に見えるはずですが、本当に居なかったんだなあと、その方がビックリですΣ(ಠิωಠิ|||)
自分用のコムハニーも、冷凍はせず、チョビチョビずつ、楽しんで行こうかなぁ~と思っています。
コムハニーも香り高く、うっとりするような美味しさです。
大スズメの危機から救ってくれた、コムハニー好きの友人にあげたコムハニーは、旦那さんや孫ちゃんには、舐める程度しかあげないで、全部自分が食べる!と意気込んで帰りましたが、孫ちゃんの新居から、コムハニーが戻って来ないと言ってました~(⌒▽⌒)アハハ!
もしも、糖度が足りなくて、赤い宝石の1瓶に、泡が出てきたら、源さんが教えてくれた、その上の極上品にするやり方で、どんな味になるか、上を目指してテイスティングしてみようと思っていま~すʓ৸ʓ৸♪(❛ᴗ❛ و(و˚˙