12:56に蜂友さんより「4/4に嫁いだ長女群が夏分蜂し向かいの家の松の木に蜂球ができたので収容を手伝って欲しい」との入電がありました。車で約1hの処から急遽駆けつけたところ、車の前で腕の大きな×印、どうやら30分前に蜂球が散開してしまったとのことでした。車から降りて詳しく話を聞くと、2軒隣の玄関脇のキンリョウヘン2鉢に大きな蜂球が2つずつできていたのでキンリョウヘンを蜂共々蜂友が自宅へ移動したところでした。継箱用の重箱2段に上蓋をして巣門枠に載せ、両脇にキンリョウヘンの蜂球を並べ、スノコと底板に蜜蝋を塗布しても数匹のミツバチが巣門に出入りするものの蜂球が移動する気配は全くありませんでした。
松の枝に蜂球を形成した群がキンリョウヘンに再集結しているのを観て女王蜂の存在に不安がよぎりながら、一方では周辺が明るすぎて集結先(移動先)が定まらないのではないかと考え、収用箱の上蓋の上に更に収容箱をずらせて載せ、両脇を杉板で囲んで暗くするとキンリョウヘンから次第に杉板の暗がりへ自主移動し始め、1h後には思惑通り上の収容箱へ移動が完了しました。使用した板材等を片付け終わったのは16:40、本日中に収容が終わって胸を撫で下ろしました。
後から聞いた話では、下段の収容箱と組み合わせていた巣門枠は長年晒された物なのに今まで入居実績の無い悪名高い物とのことでした。今回はその巣門枠を迂回すべく2組の収容箱を重ねて成果を得られました。更にご近所の方が育てられていたキンリョウヘンがミツバチを誘引することをご存じなかったとのことでした。また、普段からご近所の信望が厚い蜂友さんの賜物だったようにも思いました。