投稿日:2019/9/10 14:30, 閲覧 286
台風15号が近づく中、9/07(土)に採蜜を決行しました。 元巣群1段目(9cmH)と 長女分蜂群1段目(14cmH)を切り落としました。 前者の量が少ないのと糖度差が予想されたので、連続して作業し、両者は混ぜることにしました。
また、簀の子の上に盛上げ巣を拡大させないよう段ボールの板を乗せていましたが、その下に蜜が溜まった盛上げ巣が。 この蜜は糖度が75位で、混ざると全体の糖度が下がる懸念があったので、前日朝に巣脾を崩してミツバチが舐めやすくしておきました。 9/07朝確認したら、ほぼ吸い取ってくれてました。
元巣群の簀の子下は次のような状態で、巣板7枚で厚みが無くて蜜量は少ないものの、色は濃厚で糖度もコクも申し分ない感じ。 巣板の中央の壁部はかなり固くなっていました。
長女群の簀の子下は次のような状態で、巣板6枚で厚さ(蜜量)もいい感じ。 但し何と言っても色が淡くてきれいですが、糖度が心配。 (恐らく盛上げ巣に一番近い部分だからかな?)
また、巣板の3枚おろしは先端を斜めにカットしたパンスライサーを使っていますが、割と楽に出来ました。
ちなみに下面は以下のようでした。
採蜜工程は、衣装ケース内で自然垂れ蜜、ある程度垂れたらハチミツ容器の上に百均の米用漏斗、パウダーふるい、ガーゼを乗せ、垂れた蜜を巣脾の破片と一緒に注いで濾過。 巣脾片は最後にガーゼで軽く搾る。 まだまだ蜜まみれの巣脾はネットに入れて漬物器で優しく搾って、それを濾過。 (搾った巣クズは給餌用に冷蔵庫で保存)
今回離蜜のスムースさに悪い予感、いやいや確信。 ・・・ 何とか“79”と願いを込めて糖度を計った結果は“77”。
ひろぼーさんも頑張っておられるので、励まされて今糖度上げに取り組んでいます。
糖度上げ(濃縮)の進度は、重量チェックでやろうと思っています。
*初期糖度 : S1 *目標糖度 : S2
*初期重量 : W1 (全体重量ー容器重量)
*目標重量 : W2 = W1 ✕ S1 ÷ S2
*蒸散水分 : Z = W1 ✕ (1-S1÷S2)
*初期全体重量 : GW1 *経過全体重量 : GWx
*糖度上げ進度 : Px(%)=(GW1-GWx)÷W1÷(1-S1÷S2)✕100
※これは単純比率計算で、実際には糖度が上がるほどスピードが落ちたり、温度の影響もあるでしょうから、若干の勘による補正が必要です。 ⇒ 早く掻き混ぜ抵抗で糖度を当てられるようになりたい!
今回は1年前の初めての採蜜の時と同様、防具非装着で完了できました。 格好は、サンダル、短パン、スリーブレスシャツ、キャップで、両群ともちびっ娘たちは大人しくしてくれて、犠牲もこれまでで最少で済みました。 巣落ちもなく、本当に良かったです。
さらにおまけで、様子を見に来たオオスズメバチ2匹をGETできました。(近づき過ぎたので、手で叩いて捕獲) 用意しておいた容器に入れて、すぐに大好きな百花蜜を注いであげました。
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました 年間ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなの...
私の頭では、計算式が解読できませんが、
77度ならすぐに目標糖度になりますね
巣碑もまっすぐで、非常にきれいですね
私の巣箱、今年の捕獲群はかなり曲がってました
最初の採蜜分が、78度になってますので、あと1日か2日して、現在離蜜中の79.4度のものと混ぜて瓶詰めの予定です
2019/9/10 17:10
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ひろぼーさん、糖度上げでお忙しい中、コメントをいただき、ありがとうございます。
私はまだまだ駆け出しの零細採蜜業者なので、onigawaraさん式の衣装ケース+除湿剤+バットでの糖度上げは素晴らしい〔肝心なのは“表面積を大きくする”のと”密閉性を高める”〕と思っていますが、そんなに風呂敷を広げる(バットを積み重ねる)ほど採蜜量が多くありません。 そこで今回はハチミツサーバーに小分けした状態でシリカゲルを使って糖度上げトライ中です。
ひろぼーさんももうすぐ糖度上げタスクが完了して瓶詰めができそうですね。私も生百花和蜜を楽しみにしてくれているニホンミツバチ&自然環境保護活動の協賛者の皆さんには、絶対に糖度79以上で渡すと決めていますので、もうちょっと辛抱します。
巣脾の真っすぐさに影響したかどうかはわかりませんが、このサイトで教えていただいた入居時の巣箱ヒップアップ作戦が功を奏してくれたのだと思いますが、方向は簀の子に沿って作ってくれました。 ⇒ ということは、簀の子をもっと作為を以て作らなければと思いました。
お互いに “糖度上げ 貫徹に向けて頑張りましょう!
2019/9/10 23:43
ひろぼー
佐賀県
2018年4月16日 たまたま自宅屋根裏の群れが分蜂したので、飼い始めました 年間ほぼ毎日眺めてます よく体当たりされます 構いすぎでしょうか? 欲張りなの...
ハニーエイトマンさん
今朝最低のトレイが78.1でした
かなりどろどろになりました
明日か明後日まで待つつもりです
すのこの間隔や、形などこのサイトの先輩方が実践されてます
ご参考に検索されてはどうでしょう?
今年の捕獲群れは、すのこを作る暇がなかったので、天井板のみでしたが、採蜜後に交換してます
2019/9/11 10:09
ハニーエイトマン
埼玉県
3年間の待ち人来たらず期間を経て、2018年5月から ニホンミツバチとのお付き合いを始めました。 分蜂による自然界への回帰や飼育群の増加という経験もありましたが...
ひろぼーさん、アドバイスありがとうございます。
以前、カッツアイさんの回答内容を参考に、本年に入ってから作ったものは、板幅:28(x6) + 隙間:8(x7) = 224〔巣箱内寸〕を標準として、待ち受け巣箱にセットしています。 ただ自分なりに試してみたいことや、簀の子枠として作りやすい構造にするなど、いろいろトライしたいと思っています。
糖度上げについては、ひろぼーさんはゴールが見えてきましたね。 私の方は、乾燥剤の交換以外は蓋を開けないようにして、撹拌は容器をやや傾けて回しています … こうすれば何かでかき混ぜる場合に比べて重量ロスがありません。 回した時の感覚で粘度が徐々に増しているのがわかります。 〔尚、重量で糖度や進度を推定することについては、途中で容器を増やして分けましたので、次の機会にやってみます。〕
2019/9/11 13:30