台風15号が近づく中、9/07(土)に採蜜を決行しました。 元巣群1段目(9cmH)と 長女分蜂群1段目(14cmH)を切り落としました。 前者の量が少ないのと糖度差が予想されたので、連続して作業し、両者は混ぜることにしました。
また、簀の子の上に盛上げ巣を拡大させないよう段ボールの板を乗せていましたが、その下に蜜が溜まった盛上げ巣が。 この蜜は糖度が75位で、混ざると全体の糖度が下がる懸念があったので、前日朝に巣脾を崩してミツバチが舐めやすくしておきました。 9/07朝確認したら、ほぼ吸い取ってくれてました。
元巣群の簀の子下は次のような状態で、巣板7枚で厚みが無くて蜜量は少ないものの、色は濃厚で糖度もコクも申し分ない感じ。 巣板の中央の壁部はかなり固くなっていました。
長女群の簀の子下は次のような状態で、巣板6枚で厚さ(蜜量)もいい感じ。 但し何と言っても色が淡くてきれいですが、糖度が心配。 (恐らく盛上げ巣に一番近い部分だからかな?)
また、巣板の3枚おろしは先端を斜めにカットしたパンスライサーを使っていますが、割と楽に出来ました。
ちなみに下面は以下のようでした。
採蜜工程は、衣装ケース内で自然垂れ蜜、ある程度垂れたらハチミツ容器の上に百均の米用漏斗、パウダーふるい、ガーゼを乗せ、垂れた蜜を巣脾の破片と一緒に注いで濾過。 巣脾片は最後にガーゼで軽く搾る。 まだまだ蜜まみれの巣脾はネットに入れて漬物器で優しく搾って、それを濾過。 (搾った巣クズは給餌用に冷蔵庫で保存)
今回離蜜のスムースさに悪い予感、いやいや確信。 ・・・ 何とか“79”と願いを込めて糖度を計った結果は“77”。
ひろぼーさんも頑張っておられるので、励まされて今糖度上げに取り組んでいます。
糖度上げ(濃縮)の進度は、重量チェックでやろうと思っています。
*初期糖度 : S1 *目標糖度 : S2
*初期重量 : W1 (全体重量ー容器重量)
*目標重量 : W2 = W1 ✕ S1 ÷ S2
*蒸散水分 : Z = W1 ✕ (1-S1÷S2)
*初期全体重量 : GW1 *経過全体重量 : GWx
*糖度上げ進度 : Px(%)=(GW1-GWx)÷W1÷(1-S1÷S2)✕100
※これは単純比率計算で、実際には糖度が上がるほどスピードが落ちたり、温度の影響もあるでしょうから、若干の勘による補正が必要です。 ⇒ 早く掻き混ぜ抵抗で糖度を当てられるようになりたい!
今回は1年前の初めての採蜜の時と同様、防具非装着で完了できました。 格好は、サンダル、短パン、スリーブレスシャツ、キャップで、両群ともちびっ娘たちは大人しくしてくれて、犠牲もこれまでで最少で済みました。 巣落ちもなく、本当に良かったです。
さらにおまけで、様子を見に来たオオスズメバチ2匹をGETできました。(近づき過ぎたので、手で叩いて捕獲) 用意しておいた容器に入れて、すぐに大好きな百花蜜を注いであげました。