西洋による激しい盗蜂に遭っている5段2群を2.5km移動した。移動先で再び西洋の盗蜂が始まった。両群とも貯蜜をほとんど奪われ、まっ黒い巣クズを巣門から大量に出している。貯蜜が無く育児できないため蜂数が減り、スムシが蔓延していると推察する。このままでは逃去または消滅は時間の問題である。前回の盗蜂時に西洋が巣門に匂いのマークを付け、今回は別群の西洋がそれに誘引されたのではないかと疑う。
対策:①現場で巣板を全て切除し、可能な限り重箱を取り替える。②捕獲器を制作し、侵入する西洋を箱内に閉じ込めて、2km以上移動のうえ2日間巣門を閉鎖する。2日間巣門を閉鎖すれば、西洋ミツバチは元位置を忘れると聞くが、ことの真偽は不明である。そのまま和洋混成群とすることを目論む。その後各群に5kg程度の給餌(蜜)を予定する。
自作捕獲器内部
捕獲器裏面
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