2018年に捕獲して昨年、過去最大量の採蜜ができた群でしたが、昨年の採蜜時にはかなり蜂数が減っていたのに気付いており、なんとなく怪しい雰囲気を醸し出していた群で、偶に飛べずに徘徊する蜂を見かけていた。
その後、冬になって出入りする蜂をまったく見かけなくなったので、おそらくダメになったであろう?、と思っていたけれども、何をしてやれる訳でもないのでそのまま放置しており、昨日、久しぶりに内検してみたところ、予想通り完全に消滅していた。
おそらくアカリンダニだろうとは思うけど、巣箱の中には死骸が無く、今まで巣箱の周りに死骸が落ちている事も殆ど無かった。
飛べずに徘徊する蜂がいたのは確かだけど、偶に見かけるだけで、よく聞くように巣箱の周りをたくさんの蜂がウロウロしていた事も無かったけれど、少しずつ出て行っては飛べずに帰ってこれなくなって最終的に消滅したんだろうか?
巣箱を持ち上げようとしてみると異様に重いので、まさか蜜が残ってるんだろうか?
と蓋を開けて上から覗いてみると
画像ではよく分からないけど、殆どの部分に蓋がされているので、最上段を切ってみると
なんと、満タンの蜜が残っている。
上から2段目も満タンで、3段目の半分くらいまで蜜が入っていて、幼虫のスペースも花粉のスペースも全く残っていない。
またスムシが入った形跡もまったく無いんだけど、この群にはいったい何が起こったんだろ?
アカリンダニじゃなくて、貯蜜圧迫で育児スペースが無くなって消滅したんだろうか?
とりあえず、消滅したけどたくさんの蜜が採れた。
また今年の捕獲がうまくいくように願っておこう。