何かうちの2群は お互いに意識し合っているような気がします。 6日前にフライイングでA2群が分蜂し、先行するはずだったA1群が慌てて 翌日に分蜂しました。
昨日11:00頃様子を見に行くと、何やらA2群が時騒ぎ状態。 「A1群はもっとすごいことになっているのか?」と思ったら、“シーン”としていて心配して走り寄ろうと思ったら、横の集合板に違和感! 分蜂(#2)を果たしていました。 もうすでに沈静化状態で、分蜂発出は恐らく 10:30頃と推測。 … 早い時間帯の分蜂は読めませんでした。
一方 A2群の時騒ぎ(発出)は止まらず、12:00過ぎまで続き これまで見た中で最多の蜂が作る蜂雲を観ました。 結果巣箱近くの集合板に蜂球を形成し、ほどなく鎮静化しました。 (発出して初期に塊を作った蜂の内、入居後も含め 少し元巣に戻った気がします。)
A2群のこのタイミングでの分蜂は全く予想外! フライイング分蜂後、明らかに元巣群の蜂数には差があり、2週間程度間が空くだろうと予想していました。 … まるで2群が競い合っているような結果です。 蜂数が少ないのに 負けじと分蜂、それもはるかに上回る数を動員した訳です。(大きな蜂雲はA1群&その分蜂群の上部を覆うように伸びました) ⇒ ♀の習性は凄い?〔畏敬の念ですよ!〕 自然界では天敵と闘うだけでなく他群和蜂と競い合って自然淘汰を勝ち抜いていく必要があることを映しているんでしょうか? 〔「切磋琢磨」と言うより「見栄」と言った方が 人間としては親近感が湧きます。
A2群の分蜂群の写真と今朝の元巣箱内の様子は 下の写真の様でした。
蜂球下端は4段目の中頃です。
A1群(こちらも5段)はというと、以下の通りでした。 … すぐにまた分蜂しそうです。
両分蜂群共に巣箱に自主歩行でご入居いただきました。 出入口を狭め、今夜まで蜂球を造った集合板の位置の下に置き、遠方の営巣候補地でお泊りして今日戻ってくる探索蜂の合流を待って、所定の場所に移動しようと考えています。
前回両群とも木の枝下に蜂球形成しましたが、今回は両方とも集合板でした。 また共に板で作ったものでも巣箱をそのまま使ったものでもなく、ポット苗トレーを使った簡易型の集合板でした。 尚、1回目の集合場所には同タイプの集合板を取り付けておきましたが、そこには着きませんでした。??
にわかにA1群が奏でる羽音が大きくなってきて、・・・ あ~! “分蜂” 失礼します!