自家分蜂群の自然回帰は自分の最大目標ですが、悲しいかな まだまだ人間が壊した環境は修復されおらず、複雑な思いなのは事実です。 でもヤ野生種のニホンミツバチを存続させるには、毎年分蜂したうち数群は自然回帰させて、遺伝子を受け継がせることが重要と考えています。 (むやみに放出すると人家に営巣してしまう危惧があり、抑える必要あり。)
先の日誌の通り、昨年2群、今年は今のところ共に母親分蜂群2群を帰還させました。 まだ2年の経験なのでデータ不足ですが、自然回帰分蜂群が向かった方角をまとめてみました。
〔ちなみに先日のA2群の分蜂群の旅立ちは立ち合えませんでしたが、近所の花蜜提供貢献者のお姉様からの貴重な証言で 方向yが確定しました。〕
年次の変化は余り関係が無いと思いますが、昨年は180°反対方向、今年はデッドゾーンを考慮すると反対方向と言っていい方角に旅立っていきました。
これは飼育している環境、周囲の自然環境によって変わるので、必ずこうなるということは言えないでしょうが、ちびっ娘たちは元巣群や先行分蜂群」との蜜源のオーバーラップを避けるようにしているのでは!?
距離についても、周囲の環境(うちの場合ですが 営巣可能な場所)を考えると 、3~4km先を目指していると確信しました。 … 2年前 うちに来てくれた捕獲群は、超弱少で疲弊していて “どこから来てくれたの?”と尋ねました。
ちなみに 後続の自然回帰分蜂群があるとすれば、。恐らく“北西方向”と予測します。 … 和蜂飼育の原則=外れるでしょう!