実家のキンリョウヘンにミツバチが集まっているという知らせを聞いていたが、郡上にいたため急いで帰宅した。
その途中、11時前に「家の中でも羽音が聞こえる。来たみたい。」と母からメール。
ヤバい!
母には家の中にいてとメールして、誰かに通報されないよう・・・しのいでくれ・・・・。
しばらくすると「静かになったよ」と連絡。今のところは警察も保健所も来ていないと。。。
無事に入居したようだった。ほ。
見慣れたオス蜂とハチ子たち。めんこい。
そう、この巣箱はアカリンダニの対応ができない黒箱。でも生産者は絶対に入ると豪語する実績のある箱だ。一応天井のあたりには外せるようにしてあるので、落ち着いたらこの箱ごと別のところに移動してもらう予定だ。
「この箱じゃない!黒い箱だったから入ったんだよ!」と逃げられそうだが、この箱でアカリンダニ対策が難しいので移動してもらう。
住宅街での分蜂騒ぎには心配したが、実家のあるこのあたりは世代交代により人の入れ替えもあり、大きな新築の家が多くなっている。窓は防音断熱のため2重窓は当たり前、洗濯物を外に干す家がほとんどない。誰も気が付かなかったようだ。本当に良かった。
探索蜂が通りすがり、咲いていたキンリョウヘンに気が付き・・・入居までの一連のことを想像すると微笑ましく落ち込み昨今の中で明るい話題になった。
そんな中、松阪からも「入居しているようだよ。」と置かせてもらっている土地の所有者から連絡が(^_^)/
キンリョウヘンまだ咲いてないのに入ったようだ。このキンリョウヘン外しに行きたいところだが、県外ナンバーに過敏になっている人たちが多いので自粛とする。
これで少しは恩返しできそうだ。
去年の分蜂は右も左もわからないため異常に力が入って大変だったが、今年は「入居のお知らせ」で楽させてもらっている。名古屋本家もそろそろやる気になってきているようだ。そちらも自分で箱に入っていただきたいもの。お願いしますよー!
<番外1>
郡上で11月にスズメバチからの逃亡群として入居していたのを発見した群。
友人の手厚い世話で、越冬したので郡上に戻ってきていた。
1段ちょっとの小さい群。それなのに雄蓋が落ちていた。
分蜂する気?!
たくさん落ちて死んでいる蜂の中に・・・・
一回り大きい女王蜂と思われる蜂が落ちていた。
群自体は花粉の持ち込みも頻繁で、問題があるようには見えない。女王蜂の寿命による交代の時もオス蜂が出るのだろうか・・・この先のこの群の動向は注視する必要あり。
<番外2>
本当に蜂の死骸が多い
生きている蜂たちを見ている限りアカリンダニには思えないため、越冬メンバーが温かくなり寿命を迎えているのだろうか・・・。
ここも経過観察が必要だ。