まだ少し早いとは思いましたが、家庭菜園の冬支度をしました。冬支度と言っても里芋、ハスイモの冬囲とサツマイモ、里芋の種芋の保存程度の冬支度です。
左手前はハスイモ、左奥が海老芋、右側の畝は里芋になります。
地上部を地際から刈り取り、籾殻で畝を覆います。海老芋の茎(ズイキ)はとても美味しいのですが、沢山の茎を食べる事が出来ませんので、今回は一緒に刈り取りました。
籾殻の上に土を被せ、土で籾殻を覆います。以前は鍬で行っていまして、非常に重労働でした。今はでは管理機を使用して、サクッと一人でこなす事が出来る様になりました。機械に感謝です。
当菜園は風を遮るものが無く、冬も強風が直に当たりますので、一度使ったマルチシートで籾殻の飛散を防止してます。(極力廃品などの再利用に努めています)
種サツマイモ、種里芋の種芋の保存の方法です。
種サツマイモの冬越しは、過去あまり行った事が有りません。収穫した食用のサツマイモを家の中で保存していても、寒くなると傷んで多くがダメになってしまう事はよくあります。恐らく保存時の温度が足りて無いと思います。地熱による保温が期待出来る極力深い穴の中が良いと結論に達して実施しました。殆ど動かす事の無い、極小型のバックホウを用いて、深さ1.3m程の穴を掘り、野菜コンテナに籾殻と種サツマイモを入れて、穴の底に置き、籾殻で埋めました。
種里芋も同じ穴を用いまして、種サツマイモを籾殻で埋め戻し、その上に種里芋置き籾殻で埋め戻します。手前が海老芋、奥が里芋です。
籾殻で種芋を全て埋めて、その上に掘り上げた土を被せる事で、種芋の保温が出来、保存ができるのでは無いかと思い実施しました。
盛り上げた土の上にも畝と同様、廃物利用のマルチシートで覆って冬越しです。
極小型バックホウを出動させましたので、ついでに野菜を収穫する際に発生する、収穫残さを処理する為の穴も掘りました。大根や蕪の葉は美味しいのですが、しかし、その全てはとても食べられませんので、それらやら、白菜、キャベツの外葉や根等を穴に入れて処理します。穴が一杯になれば、発酵堆肥等を被せ、埋め戻して置くと堆肥中と土中のバクテリアが処理して、良質な土へと変わる予定です。
今日は機械に助けられて、機械の有り難さに感謝する日でした。機械のお世話にならず、一人で孤軍奮闘していれば・・・。
自分が病気から回復した時、清水の舞台から飛び降りるつもりで購入した管理機とバックホウは私の相棒です。相棒と乾杯でもしたい気分ですが、今日も一人での乾杯です。但し、愛車は軽トラだけで他には何も有りません。