からの巣箱と、ワラコモプラス落ち葉、ドンゴロスで保温した冬越し中の巣箱の内部の温度と湿度の変化を見てみました。
使用した温度計はGoveeという中国製のものです。
結構な優れもので、7、8m離れた室内ででも手元のスマホに気温と湿度をブルーツースで知らせてくれます。さらに温度変化をグラフ化してくれるので、ちょっとした研究気分も味わえます。
どちらの巣箱も底板上、巣門から一番遠い奥に置くようにしました。巣箱は30センチほど離して二つ並べて置いてあります。
前置きが 長くなりましたが、測定の結果です。
空巣箱は1週間で最高が21℃最低が0、6℃でした。一方営巣中の巣箱は最高が15℃最低が2、6℃でした。このことから、ワラコモと落ち葉の防寒対策は断熱効果が認められ、巣箱内の温度変化を小さくすることができたと言えます。
当たり前のことといえば当たり前のことですが、数値で見るとやはり納得感があります。
さらに断熱効果という点からいえば、一年中こうしていてもピークが抑えられるのですから、良いようにも感じます。大木のウロの再現こそ、理想です。しかし、さすがに葉っぱやワラコモで一年通したら、南麓の風と共にさまからのご指摘のように、嫌な虫や菌類の繁殖が心配です。やはり気候が良くなったら、取り払うべきでしょう。
内検できない代わりの温度見守り、我が子の学校での様子がいつも気になる親や、離れて暮らす親の体調変化が時々気になる子供の心境に似ているかもしれません。子供や親の体調変化をスマホで見守る時代はもう始まっていますね!
Goveeのクリスマスバージョンです。楽しいですね。