最近の夜なべメニュー。サルスベリ見かけては果実を回収→ゴシゴシやって種を分離。
左がシマサルスベリという、屋久島以南に分布する物。残念ながら数はすごく少ない。湯水の如く生えてくるアカメガシワ、サキシマフヨウ、オオバギ、ハゼ辺りに比べると、パイオニア種としてはヘッポコな類いだと思う。花の色は白のみで、花そのものはサルスベリより一回り小さい。
右が庭木として出回っているサルスベリ。中国南部原産。赤と白と、紫と花の色も色々ある。
果実も種子も大人と子供ぐらいの差がある。花粉源としてどちらが優れるかは不明だが、サルスベリの方が開花期間が長い。花も大きく、見た目はやはりサルスベリの方が美麗だ。使い分けるなら、街路樹の歯抜けや、公共施設に寄付するならサルスベリで決まり。地域の生態系に配慮しつつ、なら在来種は山の深いところ用かな?
希に、種が虫喰いになっている。何と小さなゾウムシが出てきた…もちろん種類はわからない。サルスベリ、ゾウムシで検索すればなんとかチョッキリと出るが、違う。こんな小さな種子に食べるところがあるのが驚き。
…今年は上手に育てたい。