投稿日:2021/5/14 18:03, 閲覧 150
丸洞式養蜂
丸洞のサイズは内径約260mmで高さは900mmが良い。
容積はπr2X高さから47ℓ
設置は地面から湿気を吸い上げないように石を台に置くのが良い。
多少の湿度は我慢して他の材料でも仕方がない。
巣箱の上、特に夏の日射を遮るような落葉樹の下が良い。
壁厚が厚いので巣落ち防止棒は必要ないと思われるが、室内温度を測定する都合で
しの竹で作った巣落ち防止棒の中に棒温度計をいれている。
育児部が温度計付近になれば温度は35℃になるので、日々温度を観測すれば内部を見なくても巣板の成長を推測できる。
勝手口兼巣門を作る。巣門は横型でも縦型でも好みで良いが、大移動(入居・逃去・分蜂・雄蜂の出入り)を考慮して余り小さなものは良くない。
冬の寒さをしのぐ時はオプションで何かすればよい。
杉の皮は剥ぐようにしている。 これは王女の鳴き声を耳を当てて聴きたいからで、
それをしないなら皮は有っても良いかも。
厳密には壁厚に影響するし、色も太陽熱を吸収しやすいとか、反射するとかあるが誤差の内とも思える。
採蜜
秋或いは適当な時期に上部から100mm~200mmを採蜜する。
採蜜するには先がL字形に曲がった巣板が切れるナイフを手作りするなり調達する。
バリエーションとして、採蜜する部分150mm程の丸洞を600mmの丸洞の上に1個か2個載せて900mmにする事も考えられる。
採蜜をしないで日本みつばちを育てるだけなら600mmの高さの丸洞でも良いが、普通は
採蜜するので900mm位欲しい。
越冬の食料を残さねばならない。
900mmの丸洞で上から200mm程採蜜しても、その空間にセイタカアワダチソウなど晩秋まで蜜を貯めるであろうから越冬可能と考える。
日本みつばちは越冬を成功したら子育てをしなくてはならない。
そのスペースを日本みつばちがどのようにリフォームするか分からない。
リフォームをしないで、巣を放棄するかも知れない。
板厚が大きいと巣箱内温度の日格差が小さくなるので、巣板が低い外気温や暑い外気温の影響を受けにくくなり、巣落ちのリスクが減る。
巣板は天井と壁に接着されるので、採蜜をしなければ巣落ちする事は少ない(ほとんど無い)。
採蜜するので、天井に接着の部分がなくなるので、巣落ち防止棒が必要となる。
しかしながら、板厚が大きければ、採蜜をしても巣落ちしないと期待される(実験・観察を要する)。
丸洞で260mm程なら巣落ち防止棒がなくても巣落ちしない(実験・観察を要する)。
おっとり
千葉県
ワバチが棲みたくなる洞をつくる。