今回の事例は、他所で養成された女王蜂を郵送~誘入~解放の時点で記録したものです。
女王蜂を養成した養蜂場で有精卵を産むことを検定済なので間違いなく交尾完了済みの保証付きです。
誘入には、出房直後の若蜂を中心とした蜂だけで構成された3枚群(出房間近の有蓋蜂児枠2枚+貯蜜枠1枚)を用いています。勿論他の女王蜂や処女王の存在は無く王台が無いことを誘入女王蜂解放直前まで確認しました。
誘入の為巣箱の中へ 5月16日(日) 14:11
また、誘入に際しては郵送籠を巣脾枠間に3日間挟んで馴染ませ敵意ない状態を確認後に解放しています。
5月19日(水) 17:45
郵送籠のコルク詮を外して解放して直ぐに誘入女王蜂は自然に自ら蜂球内に降りて行きました。
5月19日(水) 18:03
解放後は一旦巣箱の蓋を閉め、15分後念の為内検したところロイヤルコートが形成されその中央に誘入女王蜂が君臨。
更に4日経過した 5月23日(日) 16:55 内検
腹部肥大し既に産卵開始、巣脾枠2枚の両面に卵を産み付けていました。
既交尾産卵中の女王蜂は、稀に在位期間末期に於いて娘女王と共存中に存在誇示する為にクイーンパイピングすることがあると女王蜂販売元から聞きました。
今回の事例のほか、サイトユーザーさんの一人ネコマルさんも交尾完了後の女王蜂クイーンパイピングを観察されているようです→ https://38qa.net/blog/183272