雑務を呑気にこなす。
ふと、先日の内検でミツバチから取り上げた空巣碑があった。ホフマン式のスペーサーが破損していたので修繕した。したのだが…
巣房が、キモい。雨水が当たった部分が、「層状」にふやけている。
何をとち狂ったのか、ふやけた部分を引っ張ってみる事にした(笑)。きれいにしゅぽーん!と内側が取れる!こいつぁ面白ぇ!
幼虫の脱皮殻、排泄物、プロポリス等がゴチャっと固まった奴だ。
カッターで縦に切ってみた。写真が上手く撮れないが…巣礎の部分に接する底の箇所が、特に分厚くなっている。
この巣碑は推定で3年程度使用した物だ。何となく巣枠は3年を目途に交換せよ、と言われてはいる。だが実際に古い巣碑をじっくり愛でた経験無く、いざ手に取るとこんな事になるのかぁ~といった感じだ。
こうして、逆マトリョーシカのように(?)内側にどんどん脱皮殻やら何やらのゴチャっが堆積してゆく。どんどん巣房は狭くなると共に、このゴチャ層の中でイヤでアブない菌が増えやすくなる。
詳細不明だが、あるヨーロッパ地域では腐蛆病対策の抗生物質が認可されていないらしい。ではそんな国で養蜂家はどうやって腐蛆病を防いでいるのか。それはやはり、気前よくポイポイ巣枠を新しい物に更新する事で予防しているとの事だ。
…折角スペーサー直したのに、この枠どうしようかなぁ?巣の部分だけ捨てて巣礎を新しく張り替えるか?