投稿日:2021/9/12 20:21, 閲覧 422
奄美大島にはどこにでも、指の爪ぐらいの大きさの可愛い蝶々がいるのだが…
何とこれ、食草がソテツである。全草を「サイカシン」という有毒・発がん性物質で武装している。ソテツは救飢作物としての植栽が推奨された時代もあったのだが、いざ後の時代にこれを食そうとして適切に毒抜きせず食べ、中毒事故が散発したのだという。蝶々は時々信じられないような物を食べているが、シュウ酸(ヤマトシジミ:カタバミ)や樟脳(アオスジアゲハ:クスノキ)と並ぶ衝撃的な解毒能力である。
そんな物を、よりによってこんな小さな虫が食べて…食べて…丸坊主にして枯らしてしまう。このシジミチョウはクロマダラソテツシジミ。昔はこんなのいなかったらしい。暖地の虫らしいので、このまま温暖化に従い北上を続ける可能性がある。
標本を作ろうと針を刺すと、胸部が壊れてしまった。もっと細い昆虫針を用意せねばならない。
コードバン(コルドバン)女王?の記録
きらきらコードバン メモ
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産卵調整王篭 今さらながら使ってみる
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
ハッチ@宮崎さん
コメントありがとうございます。
もう20年ぐらい前になりますが、長崎県でヤシゾウムシ?は実物を見ました。太い繊維をぐるぐる巻いた繭の中に、シックな赤い色のゾウムシが入っていて中々カッコよかったです。
…フェニックスは、それこそモアイ像みたいな無残な姿になって、復活しなかったです。単子葉類は生長点やられるとダメなのか…?
2021/9/13 20:09
Michaelさん
コメントありがとうございます。
意外にも、当地奄美大島には、「ソテツ地獄じゃったー!」、的な逸話はあまり無く、それどころかお土産コーナーに「なりみそ」といってソテツの澱粉を発酵させて作ったお味噌が売られています(驚)。地元の人にとっては、昔からある懐かしい味わいで、お茶請けにも使えるのだそうです。
同じ貧しい時代でも、捉え方が地域によって違ったのかも知れません。
キョウチクトウはそういった逸話を昆虫記で知ったような…本当にそこまで毒が強いのだろうか…いやいや、試すつもりはありません!
2021/9/13 20:14
ミツバチ大好きさん
コメントありがとうございます。
山ほどいますね。こんな物を食べる虫がいるとあまり思っていなかったので、やっぱり蝶ってスゴイなぁ~なんて今さら思い知らされました。
本州でも暖地にはいるのですね。いずれは街中で普通に見かけるポピュラーな虫になる…のかも(汗)。
2021/9/13 20:16
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
古ちゃん
鹿児島県
好き好きに蜂の世話しながら暮らしています。 奄美大島は日本国内に限ればニホンミツバチ分布の最南端の地です。暑くない時期は、自宅の外壁の割れ目にニホンミツバチが...
こんばんは(^^)
お疲れ様です^^
こんなに可憐な蝶々が猛毒植物を食害するのですか?
びっくりです!こんなに小さな身体にそんな解毒機能があるんですね。
温暖化で関西で見る事も遠いお話ではないかも知れませんね。
蘇鉄や彼岸花は 戦時中水に何度も晒して沈殿したデンプンを食べたと聞いたことがあります。
夾竹桃の小枝に魚?を刺して焚き火で焼いて中毒死した等、意外と身近に猛毒植物があるのですよね(ーー;)
2021/9/12 21:16
古ちゃんおはようございます。
奄美には何時も居るんですね。
私の所にも時々やって来ますが、ソテツを枯らす程には繁殖しないようです。
5-6年前初めて見ました。
その時ネットで調べたら和歌山でも発生したと有りました。
今年は久しぶりにかなり沢山繁殖したみたいで庭のあちこちで飛び回って居ります。
ソテツの若い葉っぱはボロボロに成っております。
2021/9/13 06:35
古ちゃんさん、こんばんは!
ソテツはこんな小さな妖精みたいなシジミ蝶にやられてしまうのですね(*_*)
小悪魔な蝶々ですね(@_@;)
宮崎では県木のフェニックスが次々ヤシオオオサゾウムシに食害され枯れています。新芽を食べられると再生不能らしいです(/o\)
2021/9/12 20:43
ミツバチ大好き
宮崎県
かれこれ40年くらい前に隣の農家の方がメロンの受粉用に飼育されていたものが分蜂したものを群いただいたのが始まりです。 その時は何もわからず飼育したために2年位で...
スタートは養蜂をしたくて始めた訳ではありません。 どちらかと言うと自宅へ毎年何回も分蜂して来るので仕方が無く養蜂を始めました。 敷地内古墳から自然巣からの分蜂入...
ハッチ@宮崎
宮崎県
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