越冬準備で、巣箱の段数をコンパクトにする為の準備として、内検を行い考察しました。
蜂場の3群に対して行ってみました。
①(21-1群)
重箱式H150mmの巣箱4段積みで、4段目の巣落ち防止棒が確認できます。3段目がほぼ巣脾で満たされた状態です。
越冬前に今の状態からの伸びが、0.5段以内に巣脾の成長が抑えられれば理想的ですので、このまま経過観察にします。
②(21-2群)
①と同じサイズの重箱式5段積みで、5段目と4段目の巣落ち防止棒が確認できます。但し、4段目は継箱の挿入が遅れた事で逆さの挿入ですので、5段目と4段目の巣落ち防止棒間の距離は60mmです。よって、4段目は8割程巣脾で満たされた状態だと思われ、1段減箱して置いた方が良さそうです。
③(21-4群)
①②と同サイズの重箱式5段積みで、4段が満たされた状態だと思われます。②と同様で、越冬準備で1段の減箱を行って置いた方が良さそうです。
①の群は現状の状態で観察。②③の群は今週内に1段の減箱を行い、貯蜜量により、採蜜するか還元するかを決めたいと思います。
(余録 スムシ対策)
これから寒くなる季節では、スムシ被害の心配は少ないかと思いますが、段ボール紙がスムシ対策になるとの事の様ですので、今回試してみる事にしました。
方法は、段ボール紙そのままのものと、段ボール紙に蜜蝋を吸着させたものを使用して、双方を巣箱の底板上に置き、何方にスムシが集まるかを観察する事にしました。
取り敢えず自宅群に、段ボール紙そのままのものを2枚と、蜜蝋を吸着したものを2枚挿入してみました。
上手く誘引出来ればBT剤等も加えて試したいと思いますが、安全面から誘引出来れば充分で、段ボール紙ごと焼却処分すれば良い様に思いますね。