昨年の経験では、年内は蜂さん達の活動はそれ程低下せず、ステイホームで活動が低下したのは、1月の一ヶ月間とその前後の僅かな期間でした。
この拙い経験と、諸先輩方のご投稿を参考にして、12月下旬を目標に越冬の準備を進めています。
今日は2群に対して減箱を行い、無駄巣を外し、重箱式巣箱(内寸230mm×230mm H150mm)3段が巣脾で充実し、貯蜜で満たされる状態での越冬を目指します。理由は、主に保温効果とスムシの蔓延防止等です。
①(21-2群) 現在巣箱5段積みで、4段目が8割方が巣脾で満たされた状態です。一段外して巣脾の長さ約550mmを、400mm程度に小さくします。
1段目を外した、2段目の上面です。貯蜜量を観察すると、約7割が貯蜜で満たされている様子です。1段目を外す事で、2段目以下に蜜が蓄えられ充実させるのが狙いです。
外した1段目です。貯蜜は約2割程に見えます。貯蜜が少なく、無駄巣と割り切っても良いと感じました。
巢門枠+巣箱4段+投与室でコンパクトになりました。
②(21-4群) 巣箱5段積みで、4段が巣脾で保々満たされています。巣脾の長さが約600mm程だと思いますので、一段外して450mm程度に小さくします。
1段目を外した、2段目の上面です。貯蜜量を観察すると、9割程が満たされている様に見えます。1段目を外した事で空の巣房が不足し、蜂子出しが有るかもです。
外した1段目程です。貯蜜量は約7割程に見えます。
①と同じで、巢門枠+巣箱4段+投与室になりました。タワマンからひと月程でドッシリと落ち着きました。
2群共まずまずの貯蜜が有りますので、今後越冬までの間に、蜜は充分蓄えられると思います。採取した蜂蜜を、給餌で還元しようとも考えましたが、還元する事で蜂子出しの恐れも有り、蜂蜜の還元は、離蜜後の巢屑に含まれる分だけに留めたいと思います。
結果、採蜜を行った事になりましたが、皆様が仰られる様に蜂蜜の匂いが気になります。独特の香りに「何か変な匂いがするね」と家内も言ってますが、味は変わりなく美味しいので離蜜しています。くさやの干物や酒盗、鮒ずし等は別格で比になりませんが、「香りに癖は有るが、ゴールデンロッドハニーで味は最高」と言って置きました。(^-^)
追記
オオスズメバチの襲撃も続いており、数は少ないものの収まる気配が有りません。
今朝は、採蜜した①②其々の巣箱の網の中や足元に、蜂さん達の怒りに触れての熱殺処刑で、哀れな姿が残され、蜂さん達の防衛力に逞しさを感じました。
午前10時時点で、ペッタンコにも3頭が貼り付き、もがいてました。
蜂さん達は、オオスズメバチの脅威からの解放が待ち遠しいですね。もう少しの辛抱ですよ。頑張って下さいね!