アカリンダニ自己検査を行う際、検体を採取を行うには、ピンセットを用いて1頭ずつ生きた検体を摘み、容器に入れるには逃げたりで、時間と手間が掛かり、一寸したストレスになっていました。
今回は、手持ちのブロワーを利用して、検体の吸引採取器を作ってみようと思い付き、今日はそれを作ってみました。
使った材料は次の通りです。
①マキタ製 充電式ブロワー
②VP40 塩ビ管 約100mm
③VP20 塩ビ管 約70mm
④VP13 塩ビ管 約50mm
⑤経違い継手 40-20 1個
⑥経違い継手 20-13 1個
⑦透明ホース 内径10mm 長さ約450mm
⑧鉢底ネット 50mm角
食品保存容器 300ml
ペットボトル容器 500ml
組み立て前
組み立て後 (VP13+20-13継手)及び(ペットボトルの蓋+鉢底ネット)はホットボンドで接着しました。それ以外には、接着剤を使用していませんので、バラバラにして保管が行えます。
試験的に吸引してみましたが、ストレスを感じずに速やかな捕獲(検体採取)を行う事ができました。
自己検査を行う群の数だけ、空のペットボトルを用意する事で、多頭数の検査でも速やかに検体採取が行えると思います。