燃え草の霞がけぶる彼方に、ぽつりぽつりと梢に残された柿が少し寂しげに感じられる景色が好きです。
ミツバチと何ら関係のない日誌なんですけどね。
いただいた柿を机の上に並べてじっくりその時が来るまで待ちます。オレンジから濃い赤へ変化し、均等に熟れて水が出てくる直前くらいの状態になったら丁度いい感じです。
写真は水が出て来ちゃったから少し待ちすぎ↓
ヘタをつまんで周囲をグルリと、よく切れる包丁で表面だけに切り込みを入れ、薄い膜のような皮を剥きます。
ヘタを水平に切って、四つ割りにします。やはりちょっと熟れすぎでした。。
フライパンにオリーブオイルを敷き、弱火でジュージュー
接地面に焦げ目が付いたら転がして、全面に焦げ目が付くまでなるべく触らないようにします。
鉄製皿の上にオリーブオイルを敷いて(超弱火)クリームチーズ(kili)を乗せ、すぐに火から降ろして、その上に先程の柿を乗せて、ケッパーと岩塩をパラパラ、、、
カマンベールやウオッシュでも良いのですが、ヨーグルトの酸味があるクリームチーズの方が柿の甘味に合う気がします。
ほっぺが落ちそうになります
今回ディルを添えましたがたくさん使うと香りが強すぎになりますね。写真には写ってませんが、ドロドロで型崩れしてしまったピースも、そのまま冷えて固まると良い塩梅のキャラメリゼとなり、見栄えは悪いけどむしろそっちの方が濃厚な甘さがたまりません。
柔らかくなりすぎてしまった柿がもし残っていたら、秋の夜長にぜひお試しください♪