2022年2月1日(火)、天気:曇り時々晴れ。
前回1/6には姉宅裏にある栗木傍群の消滅を確認し、回収した訳ですが、他の群も順次消滅して行ってます。
今回は1/25に広島からの帰り道、姉宅に寄って「柿木群」を回収して来ました。この巣箱は底板が斜め固定のタイプで、天板は普通の平板(一枚板)です。従って上からの給餌も、下からの給餌も出来ず、おまけに6/10と遅い入居で、巣板も中々伸びませんでした。
↓柿木群(1/25)。守門蓋を開けたら死骸が沢山。
巣板の間に僅かに見える働き蜂は、寒冷死して間が無かったようです。持ち帰って暖かな部屋に置くと生き返ってモゾモゾ動き出すのもいました(角度の違う上の画像で言うと上側中央部分)。でもアカリンダニに侵されている子達なのと、女王蜂の死骸は確認していたのとで、どうしようも有りません。
↓そしてヤマモモ群、1/25の様子。
↓それが今日(2/1)の様子。留守をしてる間に、てっきり消滅してるだろうと思っていました。夫に運んでもらおうとしたものの、どうも右下の奥まった部分が気になり、ズームアップ。
↓まだ頑張っていました!気付かずに持ち帰る所でした。危なかった~!
↓ついでにご近所にあるT地東群、1/25の様子。昨日は、地面を徘徊する2匹を確認したものの、群れがまだ生きてるのが分かったので内検せず、最新の写真は有りません。
ところで姉宅から近場の神社。ここの自然巣は晩秋に見て以来、確認出来ないままでいました。オオスズメバチにやられてやしないか?アカリンダニにやられてやしないか?・・・などと気になっていたのですが、今日、久々の確認。
ひっそりとした穴の向こうに2枚ほど巣板が見えた。(カラカラな感じ)何度もデジカメのフラッシュたいてたら、中から次々と出て来始めました。ちゃんと生きてたんだ~!
↓穴の向こうに巣板の下部が見えます。
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話は飛びますが・・・
昨日、何気に【NHKプラス】を覗いていると、ご当地プラス#九州・沖縄の所で目に留まったのがザ、ライフ「誰も知らない“日本の枯葉剤”」(配信期限2/4午後7:55まで)。
かつてベトナム戦争でアメリカ軍によって南ベトナムへばら撒かれた枯葉剤。その原料の一つ“2,4,5-T”(トリクロロフェキシ酢酸)が、何と日本全国の国有林46ヶ所に埋設されていると言うでは有りませんか。
コンクリートで固められ、埋設されてから50年が過ぎ、コンクリートの劣化が豪雨災害時のみならず、下流域の人々への健康被害が懸念されるが・・・?
実は私、かつてベトナムにはピースボートで1985年、1987年、1991年(正月)の3回訪問しています。
船はサイゴン川を上ってホーチミンへ。そこで下船して各自オプショナルツアー等で各地へ。
1985年の訪問時にはツーヅー病院を訪問し、ベトちゃんドクちゃん、そして私達が行く2時間前(だったかな?)に奇形児のため、死産となった赤ちゃんを目の前で見せられました。
その後、ホルマリン漬けされた奇形児が並ぶ部屋にも案内され、絶句した記憶がよみがえりました。
その枯葉剤に日本の企業も関わっていたらしく、多くの国民が知らない内に(?)、タイムカプセルのごとく負の遺産が埋められている訳です。そう言う話を聞いていると、私の頭には原発の話がそっくりそのままダブって聞こえて来ます。
この枯葉剤の原料にしろ、原発がらみの話にしろ、ずっとず~と後の人達が何とかしてくれると思ってるのか?それとも自分達のずっと後の事なんて知りゃあしないって事なのか・・・?